2023年12月25日

12/23行事報告

23日は寒かったものの風も無く過ごしやすい冬の1日でした。

○しめ飾り作り
旧観察舎解体工事やコロナ禍で休止していましたが久しぶりの開催。
保護区産の稲束を叩いて柔らかくし、三人一組になってワラをねじって
いきます。
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丸く結んだら紙手を付けて完成。ユズリハや松ぼっくり
などは各自お好みで。


○ボランティアデー
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落葉のシーズンということで水路に溜まった
落ち葉の掻き出しをやってもらいました。


○タカのねぐら入りと冬の星空  夕暮れ観察会報告
●茜色の夕空をバックに、一羽のタカがゆっくり飛んでくる。チュウヒだ。
 アシ原の猛禽。生息環境の減少のため絶滅が心配されている。ねぐらの
 ある北池の低空をひとしきり舞ったあと、アシ原に消えた。
 チュウヒとともに保護区を代表する猛禽、ノスリやオオタカも飛んでいく。
 これらは付近の樹林がねぐらなのだろう。

●湿地ではコサギやアオサギ、海面にはカンムリカイツブリの姿が見える。
 藪の中からはウグイス、アオジの声。ツグミの仲間も冬本番を告げる。

●タヌキが延べ3頭。直線の観察路の先に現れた1頭は、こちらをじっと見つめていた。

●すっかり暗くなった終盤は、望遠鏡で惑星を観察した。木星はミルクキャンディーの
 ように丸く見え、まわりに衛星がはっきり見える。参加者の方が、倍率の高い望遠鏡
 に土星を入れてくださった。輪が斜めにかかっている。さすがに見え方は人それぞれ
 だったようだが、望遠鏡で見ていただけたことがうれしい。

北池のチュウヒはもう眠りに就いただろうか。
夜も活発に行動するカモやシギたちの目には、
冷たく澄んだ空に輝く星々はどのように映るのだろか。
(担当D)
ラベル:行事報告
posted by スタッフN at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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