2023年11月26日

11/25夕暮れ観察会報告

○トモエガモとノコメトガリキリガ 夕暮れ観察会報告

●アカメガシワの黄葉が美しい。木の実も色づいてきた。
 トウネズミモチ(黒)、センダン(黄)、ノイバラ(赤)、ヘクソカズラ(茶)など
 冬を越す小鳥たちの大切な食糧だ。

●今回のお目当てトモエガモは「長靴池」にいて、みんなで望遠鏡で観察できた。
 顔の模様がおもしろい。まわりにはコガモやオオバンなどもいる。
 日没後の浄化池で採餌するカモ類も期待したのだが、こちらは残念賞。
 タシギが2~3声鳴いた。

●白い下面が目立つミサゴ、静かに佇むダイサギ、澄んだ声を残して飛び過ぎて
 いくカワセミ(2羽以上)などの鳥たちも。

●ライトに浮かび上がるヤツデの花で、茶色い大きめの蛾が吸蜜中だ。
 ノコメトガリキリガ。晩秋の花と蛾である。参加者の方が可憐なヤマトシジミを
 いくつも見つけてくださった。どれも草に止まって静かに眠っている。
 そのほか、白い三角形のツトガの仲間、長い体から細い脚がでてくるオナガグモなども。

●雲間から明るい月が出ると、その右下に子分のように木星が光っている。
 南の空に土星。頭上には「夏の大三角」がみえる。今となってはちょっと
 季節外れな名前。「冬の大三角」が空にあがってくるのは、夜が更けてからだ。
(担当D)

次回は12月23日(土)16時から。防寒対策はしっかりと。
ラベル:行事報告
posted by スタッフN at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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