ネズミ捕りなどの粘着剤にくっついてしまう事故があります。
多いのはドバトやスズメ。身の回りに多くいることや地面で
餌をとることが多いからでしょうか?
15日に入所したスズメもそんな1羽。幸いシートからはがす際の
事故(小鳥だと足の骨折や脱臼などの危険があります)もなく、
人の指に噛み付いてくるくらいの元気はありました。
野鳥病院での粘着剤処置は大体以下の通り
・ベビーパウダーなどを付け他の部位に付かないように
しながら大まかに粘着剤を取っていく
・キッチンペーパー等にサラダ油を染みこませ、
粘着剤となじませるように拭っていく
・お湯で全身を洗う。キッチン用の洗剤(ジョイなど)や
クレンジングオイルで油分を落とします
・乾燥
1回では落ち切らないので、鳥の調子を見ながら
日をおいて2,3回実施します。場合によっては
羽根を抜いた方が早いことも多々あります。
今回はお腹側の羽根がずいぶん抜けたので
ちょっと痛々しい状態になってしまいました。
今までの例では、かかったネズミが付いたまま
のシートを屋外にだしておいたら、それを狙って
オオコノハズクが捕れてしまったということもありました。
ネズミ捕りは極力屋内に設置していただけると
不要な事故も減りますのでよろしくお願いいたします。
続いては同日に持ち込まれた衝突死の事例。
市内の公園の前にある飲食店の
窓ガラスにぶつかったそうです。
どうやらハイタカがスズメを追う内に
両方共ガラスに衝突してしまったようです。
ガラスや電線、車への衝突は
野鳥病院の三大入所理由の一つ
(残りはヒナとネコ・カラスによる怪我)
電線は裂傷や骨折、落下による内臓への
ダメージ、ガラスは軽ければ脳震盪、
衝撃が大きければ今回のように死に
至ります。車の場合は即死だったり
保護回収できない場合が多いのか
他二つに比べると少ないです。
空を自在に飛び回る彼らですが、
人間の生活空間の中では
なかなか危険もいっぱいです。
ラベル:野鳥病院


現在同じ状況のスズメを保護しているのですが、同じように油と小麦粉で粘り気を取ったところ羽がふわふわではなくしっとりとして濡れても乾かなくなってしまいました。この状態からどのように羽を元に戻したか教えていただきたいです🙇
お湯と洗剤で洗い流しました
ドライヤーで乾かしてもその状態なら
おそらく油が落ちきっていないものと
思われます。
あまり一度にやるのも負担になりますので
明日以降様子を見ながら洗浄を試みてください。
現在の状態だと体温維持が難しいので暖かい
環境にするのも必須です。
油が落ちていない状態なのですね。明日以降に落とせるように頑張ろうと思います。
ありがとうございました。とても助かりました。