2023年06月25日

週末行事報告6月下旬

6月24日(土)
・ボランティアデー
今月の作業は先月苗を植えた湊池棚田の草抜き。
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水田周りを中心にコウキヤガラやナガエツルノゲイトウ
などを除去してもらいました。


・彩雲を見る 夕暮れ観察会
●オシロイバナやキカラスウリなど、夏の宵を彩る花が咲き出した。
 フタトガリアオイガの幼虫がフヨウについている。
●トビハゼは繁殖期。活発に干潟の上を飛び跳ねている。クロベンケイガニや
 ベンケイガニは例年より少ないようだが、それでも水路沿いでたくさんの
 個体がみられた。
●昆虫ではキンヒバリやタンボコオロギ、ヤブキリなどが鳴いていた。
 クモもいろいろ。緑の妖精のようなサツマノミダマシの仲間、黄と黒が
 鮮やかなコガネグモやナガコガネグモ。
●ふるさとの田園の音風景を象徴する鳥ヒクイナが今月も鳴いてくれた。
 セッカも小さな体で飛びながら声を張り上げている。アオサギやダイサギは
 干潟で豊富な魚をねらっている。
●太陽の両側に、色鮮やかな雲が出ているのを参加者の方が見つけてくださった。
 まるで虹の切れはしで太陽を挟んでいるようだ。気象に詳しい方が「彩雲」
 だと教えてくださった。太陽の光が雲の中の水や氷の粒に当たったときに
 起こる現象。左側の彩雲は、棚田(浄化池)の水面にもきれいに映っている。
 広い夕空を気持ちよさそうにツバメやギンヤンマが飛んでいた。
(担当D)
6月25日(日)
・江戸前干潟研究学校
気温水温ともに30度近く。網内の小魚やエビは茹ったように死亡
していたり衰弱していた個体が多かったです。
海域では3地点で6匹のシャコが見られました。百合ヶ浜沖の大網
では久しぶりのツバクロエイ。いずれも保護区では珍しい種類。
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トビハゼルートのシャコ

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鈴ヶ浦のシャコ

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ツバクロエイ

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百合ヶ浜沖の採集物。ギマ・コノシロ・スズキなど。

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長靴池ではフナが目立ちました。

次回は7月16日(日)予定。暑いので熱中症対策は
しっかりと。
(スタッフN)
ラベル:行事報告
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2023年06月22日

止まり木立て

17日、実習で来ていた千葉保健医療大学の学生さんたちに
手伝ってもらったのは小島岬への止まり木立て。
使用した杭は一昨年度の学生バードソンの寄付金で購入したもの。
設置までずいぶん時間が経ってしまいましたが無事活用できました。


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地面に穴を掘り
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杭を立てて
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深く差し込みます。
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作業後。

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早速カワウたちが利用していました(20日撮影)
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2023年05月30日

6月行事予定

2023年6月の保護区行事予定です。

特記なければ当日受付・雨天中止・定員先着20名。
新型コロナ・鳥インフルエンザ等の状況により変更や
中止となる場合があります。

※敷地内に飲料自販機はありません。あいねすと内の
 カフェ(紙コップで提供)をご利用下さい。
※休館時や緊急時のトイレ利用は管理事務所にお声がけください。


○毎週日曜日・祝日 定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は入れない保護区内をご案内します。13時より受付開始。

○1日(木)平日観察会 10時~12時 あいねすと前集合
 毎月第1平日木曜開催。

○24日(土)
キノコ観察会 9時45分~15時 駐車場集合
 定員先着20名・要申込(メール受付のみ)・小雨決行
 千葉県環境財団助成事業。保護区でキノコを探してみましょう。
 キノコのお話と保護区での実地観察。昼休憩を挟んで午後は
 顕微鏡やルーペも使っての机上観察。午前のみ参加OK
 講師:糟谷大河
   ↑キノコ観察会申込はこちらから

ボランティアデー 13時~15時半頃 管理事務所前集合
 スタッフと一緒に保護区管理作業体験。

夕暮れ観察会 16時半~18時半 あいねすと前集合
 日没前後の保護区を歩きます。


○25日(日)江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃 管理事務所前集合
 定員20名程度(事前申込者優先)・雨天決行(荒天中止)
 保護区内の水生生物調査。前日設置の網を回収しながら、採集された
 生き物の観察・記録を行います。昼過ぎで一度解散。午後は任意参加で
 持ち帰ってきた分の種同定・記録作業(エビや小魚を数える)をやります。

○その他
・~6/4(日)いちかわ環境フェア2023 ニッケコルトンプラザ

・10・11日(土日)谷津干潟の日フェス 谷津干潟自然観察センター
 谷津干潟のラムサール条約登録記念のイベントに出店します。
 マスコット色塗り(100円)やほごくらぶグッズ販売、ポスター展示など。



あいねすと(市川市行徳野鳥観察舎) 9時~17時 月曜休館(祝日の場合は翌平日)
※混雑時入場制限あり
ミニ観察会 3日・10日・17日(土曜) 13時半~60分程度 雨天中止
 当日12時よりあいねすと受付にて申込・先着10名



あいねすと利用問合せ:047-702-8045

○みどりの国 土日祝 9時半~16時半(入場は16時まで)
 保護区外周部の、行徳高校側の1辺を週末に公開中。

○野鳥病院 年中無休 8時半頃~19時
 傷ついた野鳥の救護施設。県内で保護された野鳥(一部種類除く)の持ち込みのみ対応。
 ※鳥インフルエンザによる受入制限は解除となっています。
 ※ヒナは保護状況によってはお持ち帰りいただく場合があります。


行事等問合せ・申込 行徳保護区管理事務所 047-397-9046(FAX同番)
ラベル:行事予定
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2023年05月29日

いちかわ環境フェア2023パネル展示

本日29日から市川市のニッケコルトンプラザにて
いちかわ環境フェア2023の環境活動団体パネル展示が
始まりました。

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会場はコルトンプラザのタワーコート。
ご来店の際はどうぞ見て行って下さい。
期間は6月4日(日)17時まで。
ラベル:行事案内
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5月27日行事報告

5月27日(土)のイベント報告です。

午前中は三菱電機さんの定期作業「東京湾岸自然保護プロジェクト」
年4回ほど水路の整備を中心に保護区の作業をお手伝いいただいています。

今回はトラクター小屋裏を流れている水路の下流部。湊池棚田北側の
区間を実施。今までの作業で一番足元の緩い現場で、皆さん泥だらけに
なりながらも無事終了。
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○ボランティアデー
午後はボランティアデー。今回は湊池棚田への田植え。
常連の参加者も多く3段6枚分を全て植え終えました。
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○夕暮れ観察会
緑の湿地に歌う 
●私は嬉しい。今年はセッカとオオヨシキリが元気に歌っているからだ。
 いずれも湿地の初夏を代表する普通の小鳥だったが、近年は減少していた。
 この日は、観察会開始時からセッカが大きな声でさえずってくれた。
 中盤ではオオヨシキリを堪能。参加者の方が、木の上で歌う姿を見つけて
 くださり、望遠鏡でも観察できた。この直後には飛び去るコチドリも観察
 できた。やはり湿地で暮らす鳥だ。
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出発前丸浜川あいねすと前で見られたセッカ

●今月もヒクイナが鳴いている。開発に追われ、一度は行徳から姿を消した鳥。
 参加者の方の何人かは、草の茂みに駆け込む赤茶色の姿が見えたという。
 めったにないことだ。すばらしい。

●タヌキは本物と「ため糞」を観察。糞からはアケビやエノキが芽生えている。
 木の実で子孫を増やす植物の拡散には、タヌキも一役買っている。

●序盤で観察した小鳥用の巣箱。穴から短い棒のようなものがでている。
 なんとアオダイショウの頭。全然動かずフィギュアなんじゃないかと疑って
 しまったが、やがて穴の中にひっこんだ。トビハゼ、ヤマトオサガニ、
 カワアイなど泥干潟の生物も健在だった。
(担当D)

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27日、丸浜川通路沿いに設置した小鳥用巣箱から顔を出していたアオダイショウ。
昼過ぎに発見以降、日中はほぼずっと穴から体を覗かせていたようですが、
18時半過ぎ頃出ていった模様。
(スタッフN)


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2023年05月25日

27日のボランティアデーは田植え

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明後日27日(土)のボランティアデーは田植えを予定。
保護区内の田んぼは裸足で作業できません。軍足等厚手の靴下を
重ね履きする等のご用意が必要です。

○ボランティアデー 13時管理事務所前集合・当日受付・雨天中止
持物:帽子・飲料 膝上までまくれる服装
   足袋・マリンシューズ等泥中で脱げないもの。サンダル不可。
 ※少数ですが貸出用足袋あり。

ラベル:行事案内
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2023年05月22日

野鳥病院での鳥インフルエンザ受入れ制限解除

国内の鳥インフルエンザ警戒レベルが1になったことを受け、
野鳥病院における鳥インフルエンザ検査優先種の受入れを
再開いたしました。長らくご不便をおかけしました。

下記については引き続き受入れをお断りしておりますので
ご注意ください。
・ドバト
・家禽(アヒル・ニワトリ等)、ペット(インコ・文鳥等)
・カラス(ハシブトガラス・ハシボソガラス)
・ハクチョウ類


ヒナは保護状況によっては元の場所に戻すようお持ち帰り
いただく場合も多くありますのでなるべく事前にお問合せ
ください。

◎ヒナを拾わないで!
・日本鳥類保護連盟
・日本野鳥の会
ラベル:告知 野鳥病院
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2023年05月20日

トビハゼの日無事終了

午前中は時々ぱらっと降る曇天、周辺地区とのイベント被りも
あって人出はいまいちでしたが、トビハゼは良く見え午後には
晴れて過ごしやすくなりました。
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お越しいただいた皆様どうもありがとうございました。
ラベル:行事報告
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2023年05月19日

明日のトビハゼの日は開催

トビハゼの日チラシ2023_1.jpg

明日のトビハゼの日ですが、午前中に多少の雨
が予想されるものの、予定通り開催いたします。

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保護区入口、セイゴ水道。画面右手の土手(導流堤)から
干潟のトビハゼやヤマトオサガニを観察

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トビハゼとヤマトオサガニ

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会場図。
メイン会場は導流堤の一部開放(保険等の都合で入場時
氏名・住所・連絡先をご記入いただきます)。
白鷺公園からあいねすとまではテントとキッチンカーで
物販やマスコット色塗り(100円)を配置。
ゲーム(無料)の宝探し(トビハゼをさがせ!)と
スタンプラリーは通路沿い(一部はみどりの国)で実施します。

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どうぞ遊びに来てください。

◎トビハゼの日 2023年5月20日(土)10時~15時
問合せ:行徳保護区管理事務所047-397-9046

当日あいねすとではトビハゼ(実物)を使った
スケッチを予定しています。こちらもお楽しみください。
10時~15時(12~13時は休止) 参加自由・無料
トビハゼをかこうチラシ案.jpg
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2023年05月15日

5/14江戸前干潟研究学校

昨日の江戸前干潟研究学校は雨に降られる事もなく、
一時は晴れ間で暑いくらいでした。

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今回は特に珍しいものは出ませんでしたが、
百合ヶ浜沖の大網にはミズクラゲとコノシロが多数。

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アユ(画像中央の左向き2個体。周囲はウキゴリ)も
数匹見られました。

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午後は有志で数える作業。

次回は6月25日(日)開催予定です。
ラベル:行事報告 魚類
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2023年05月10日

愛鳥週間

本日から16日までは愛鳥週間です。
野鳥病院ではミニ企画として「この鳥なんの鳥?」
を実施中。禽舎の鳥をよく観察して見てチャレンジ!

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解答用紙

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禽舎各所に用意してある丸シールを用紙の選択肢に貼っていきます。

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解答と参加賞(缶バッジ・無くなり次第終了)は管理事務所前の机
に用意してあります。


ラベル:行事案内
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2023年05月08日

雨上がり

昨日から今朝方にかけての雨で保護区各池は水位上昇。
観察路も水たまりが目立ちました。

田の字池の出口水路を覗き込むと大きな魚がビチビチ
動いているのが見えました。
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田の字池から日出湾につながる水路

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フナが排水の勢いで流されてしまった模様。

通路に打ち上げられてしまっていた1尾も含め
合計6尾を拾い上げて長靴池に放しました。
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百合池と三島池の間の畦にも流されて打ちあがった
フナが1尾。こちらは既に死んでいました。

3・4・5日の園内観察会ではあまり見られなかった
カニ達も姿が増えていました。
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アカテガニ

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まだ居残っているカンムリカイツブリ(上北岬)

ラベル:魚類 甲殻類
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2023年05月01日

5月行事予定

2023年5月の保護区行事予定です。
前半はノイバラやトベラ等甘い香りの花々が楽しめます。
後半にはカルガモのヒナが見られるかも。

特記なければ当日受付・雨天中止・定員先着20名。
マスク着用推奨。新型コロナ・鳥インフルエンザ等の
状況により変更・中止となる場合があります。

※敷地内に飲料自販機はありません。あいねすと内の
 カフェ(紙コップで提供)をご利用下さい。休館時や
 緊急時は管理事務所にお声がけください。


○毎週日曜日・祝日 定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は入れない保護区内をご案内します。13時より受付開始。

○11日(木)平日観察会 10時~12時 あいねすと前集合
 毎月第1平日木曜開催。今月は第2週に実施します。

○14日(日)江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃 管理事務所前集合
 定員20名程度(事前申込者優先)・雨天決行(荒天中止)
 保護区内の水生生物調査。前日設置の網を回収しながら、採集された
 生き物の観察・記録を行います。昼過ぎで一度解散。午後は任意参加で
 持ち帰ってきた分の種同定・記録作業(エビや小魚を数える)をやります。

○20日(土)トビハゼの日 10時~15時 雨天翌日
 泥干潟の上で暮らす面白い魚トビハゼをじっくり観察してみましょう。
 当日は導流堤の一部を公開します。その他物販(野菜・クッキー・ほごくらぶ
 オリジナルグッズ)や遊びコーナー(スタンプラリー・宝探し・マスコット色塗り)、
 キッチンカー(ホットドッグ・ソッカ)を予定。
トビハゼの日チラシ2023_1.jpgトビハゼの日チラシ2023_2.jpg

○27日(土)第4土曜行事
ボランティアデー 13時~15時半頃 管理事務所前集合
 スタッフと一緒に保護区管理作業体験。今月は田植えを予定。
 持物:帽子・飲料・タオル あればマリンシューズや足袋
 ※保護区の田んぼは裸足での作業はできません。

夕暮れ観察会 16時半~18時半 あいねすと前集合
 日没前後の保護区を歩きます。


あいねすと(市川市行徳野鳥観察舎) 9時~17時 月曜休館(祝日の場合は翌平日)
※混雑時入場制限あり

ミニ観察会 5/6(土)、13(土)、27(土) 13時半~約1時間
 先着10名 雨天中止
 当日12時半よりあいねすと1階受付窓口にて申込

生きもの探しビンゴゲーム 5/3(水)~7(日) 受付9時~15時半
 丸浜川沿いとみどりの国を歩いて見られた生きものをチェック。
 ビンゴが揃ったら特製シールをプレゼント。
 
あいねすと利用問合せ:047-702-8045

○みどりの国 土日祝 9時半~16時半(入場は16時まで)
 保護区外周部の、行徳高校側の1辺を週末に公開中。


○野鳥病院 年中無休 8時半頃~19時
 傷ついた野鳥の救護施設。県内で保護された野鳥(一部種類除く)の持ち込みのみ対応。
※現在鳥インフルエンザ対応のため一部種類の受け入れを停止しています。
 なるべく事前にご確認ください。
 受入れ停止中の種類
 ・カモ類・カモメ類・カイツブリ類・猛禽類(タカ・ハヤブサ・フクロウの仲間)
 ・カワウ・オオバン・アオサギ 


行事等問合せ・申込 行徳保護区管理事務所 047-397-9046(FAX同番)
ラベル:行事予定
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2023年04月27日

丸浜川沿いの植物たち

本日朝オオヨシキリが鳴いていました。早朝にはヒクイナ2羽が
鳴いていたとの事。

丸浜川沿いでは花も増えてきました。ニセアカシアやフジ、
トベラに加えてシャリンバイ、スイカズラも咲き出しています。
いずれもほんのり甘い香りを漂わせています。

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フジ

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ニセアカシア。
今年は例年よりもたくさん咲いている印象。

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シャリンバイ

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スイカズラ

ひっそりと咲いている花も。
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オニグルミ(雌花) クルミになる基部が少し膨らんでいる

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ユズリハ(雌花)

以下は虫こぶ。
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エノキハトガリタマフシ

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クスノキハクボミフシ。
葉裏から見ると黒い部分は穴が開いている。

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クリメコブズイフシ

虫こぶは「植物名-形成部位‐形状-フシ」という命名が
多いので慣れると覚えやすいかも。






ラベル:植物 近況
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2023年04月26日

GW予定

連休中の行事予定です。
定例園内観察会は13時より受付開始。雨天中止。

○4/29(土)定例園内観察会 13時半~15時半
○4/30(日)定例園内観察会 13時半~15時半

○5/3(水)定例園内観察会 13時半~15時半
○5/4(木)定例園内観察会 13時半~15時半
○5/5(金)定例園内観察会 13時半~15時半

○5/7(日)定例園内観察会 13時半~15時半

○5/11(木)平日観察会 10時~12時
 ※第1週は祝日のため2週目開催となっています。

○5/14(日)
・江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃
 定員20名事前申込者優先・雨天決行(荒天中止)
 水辺の生物調査観察会。前日設置の網を回収して
 採れた魚や甲殻類を観察・記録します。
 午後は任意参加で採集物の同定・記録作業(ひたすら魚やエビを数えます)。
 持物:軍手・長靴・帽子・飲料 ※午後も参加の場合は昼食

・定例園内観察会 13時半~15時半

問合せ・申込:行徳保護区管理事務所 047-397-9046
 NPO行徳自然ほごくらぶ suzugamo9898@gmail.com


●あいねすと(野鳥観察舎)
5/1(月)、5/8(月)は休館日です。

期間:GW中の土日祝日(みどりの国開園日) 9時~16時半(受付は15時半まで)
受付・カード配布はあいねすとにて。

丸浜川沿いとみどりの国を散策して、見られた生き物でビンゴを埋めていきます。
一列埋まったら特製シールをプレゼント。
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ミニ観察会 5/6(土) 13時半開始(60分程度)
受付は当日12時半から。定員10名

あいねすと問合せ 047-702-8045
ラベル:行事案内
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2023年04月23日

4/22行事報告

○ボランティアデー
今回の作業は来月の田植えに向けた水田整備の一環として
湊池棚田への堆肥運び&散布を実施。
野鳥病院のエサの残りを保護区で堆肥化したものを
一輪車で運び、広げました。
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堆肥置場から一輪車へ積んで

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棚田へ盛っていきます。

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作業後の様子。

この後トラクターで漉き込んでから水を張る予定。


○野ばらかおり 水鶏うたう 夏は来ぬ  夕暮れ観察会(4月22日) 報告
●白く清楚なノイバラが咲き乱れている。甘く優しい香りだ。
 花によってはピンクを帯びる個体もあり、これも美しい。
 フジ、ムラサキサギゴケなども共演。
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フジの花(直線ルート)
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ノイバラの花

●新緑。フェルトのような触感のシロダモの若葉。赤くみずみずしい
 タブノキの若葉。緑色のタブノキの花も個性的で美しい。
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シロダモの若葉(21日)。うぶ毛に覆われている。

●虫たちも元気。オニグルミには、卵を守るクルミハムシ、その天敵である
 大型のカメノコテントウのほか、模様が美しいオカモトトゲエダシャクの
 幼虫も。春の妖精ツマキチョウが観察路わきの草に静かに止まっている。

●タヌキも出現。4頭以上、6頭ぐらいはいたと思われる。
 丸々と太って健康そう。家族だろうか。

●セッカ、シジュウカラ、ウグイス、アオジ。ここで営巣する種類も,
 もうすぐ山林に帰っていく種類も、夕暮れの風のなかで歌っている。

●ヒクイナが鳴いている。古くから歌に詠まれ、唱歌「夏は来ぬ」の歌詞にも
 登場する「水鶏(くいな)」は本種。開発に追われ行徳一帯から姿を消し、
 もうその声を聴くことはないと思っていたが、近年、首都圏でも残された
 わずかな湿地を拠点に復活してきている。

●終盤、月と金星が夕空に浮かんだ。
「…水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ」(「夏は来ぬ」4番より)
行徳の原風景を取り戻すという本会の活動にかかわり、30年以上がたつ。
今日の夕暮れを、これまでお世話になった多くの方々へささげたいと思う。
(担当D記)

ラベル:行事報告
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2023年04月01日

保護区水周りの作業

新年度最初の保護区作業は7番筒口周りの改修。
水流とカニの巣穴などの影響で観察路近くまで
えぐれてきた部分の手入れを行いました。

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作業前。左側が観察路。右中央から伸びているのが筒口

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コンパネを立て
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杭を打ち
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土嚢を積み
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砂を盛って
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完了。久しぶりの常勤職員4名での作業でした。

作業中は水位を下げていたのですが、ボラやハゼ、
ウナギなどが見られました。

ラベル:作業
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4月行事案内

2023年4月の保護区行事予定です。

特記なければ当日受付・雨天中止・定員先着20名。
マスク着用推奨。新型コロナ・鳥インフルエンザ等の
状況により変更・中止となる場合があります。

※敷地内に飲料自販機はありません。あいねすと内の
 カフェ(紙コップで提供)をご利用下さい。休館時や
 緊急時は管理事務所にお声がけください。

○毎週日曜日・祝日 定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は入れない保護区内をご案内します。13時より受付開始。

○6日(木)平日観察会 10時~12時 あいねすと前集合
 毎月第1平日木曜開催。

○16日(日)江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃 雨天決行・荒天中止 管理事務所前集合
 保護区内の水生生物調査。前日設置の網を回収して採集された魚や甲殻類を
 観察・記録していきます。午前は保護区内で採集・観察。午後は有志で採集した
 生き物の同定・記録作業を行います(14時半頃終了予定)。
 持物:軍手・長靴(大人は貸出用もあり)・帽子・飲料 昼食(午後も参加の場合)

○22日(土)第4土曜行事
ボランティアデー 13時~15時半頃 管理事務所前集合
 スタッフと一緒に保護区管理作業体験。 持物:軍手・長靴(あれば。貸出用もあり)

夕暮れ観察会 16時半~18時半 あいねすと前集合
 日没前後の保護区を歩きます。本格的に活動を始めたベンケイガニ類や
 咲き出した花たち、飛び交うツバメやアブラコウモリなどを探してみましょう。


あいねすと(市川市行徳野鳥観察舎) 9時~17時 月曜休館(祝日の場合は翌平日)
※混雑時入場制限あり

ミニ観察会 4/8(土)、15(土)、22(土) 13時半~約1時間
 先着10名 雨天中止
 当日12時半よりあいねすと1階受付窓口にて申込

あいねすと利用問合せ:047-702-8045

○みどりの国 土日祝 9時半~16時半(入場は16時まで)
 保護区外周部の、行徳高校側の1辺を週末に公開中。4月上旬は鳥が運んで
 育った桜が見どころです。

○野鳥病院 年中無休 8時半頃~19時
 傷ついた野鳥の救護施設。県内で保護された野鳥(一部種類除く)の持ち込みのみ対応。
※現在鳥インフルエンザ対応のため一部種類の受け入れを停止しています。
 なるべく事前にご確認ください。
 受入れ停止中の種類
 ・カモ類・カモメ類・カイツブリ類・猛禽類(タカ・ハヤブサ・フクロウの仲間)
 ・カワウ・オオバン・アオサギ 


行事等問合せ・申込 行徳保護区管理事務所 047-397-9046(FAX同番)
ラベル:行事案内
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2023年03月30日

3/30桜の花の観察会

心配された天気と咲き具合は問題なく、本日無事
桜の花の観察会を実施しました。

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保護区入口すぐ、導流堤上の個体

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アズマネザサの竹藪内から伸びている個体

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浄化池3系列付近

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おしべの一部が花弁化している花も。

桜は定例園内観察会(4/2、4/9)や平日観察会(4/6)
でも間に合います。鳥たちの運んできた木々を
楽しんでみてください。
ラベル:行事報告
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2023年03月23日

カニ

今日から週末まであいにくの雨模様ですが、
今週はだいぶ暖かくなりました。
ヤマトオサガニ以外のカニ達も徐々に姿を
見せ始めています。

DSCN5145.jpg
アシハラガニ(22日)

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クロベンケイガニ(22日)

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ボラの稚魚(19日)

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丸浜川沿い芝生のシダレザクラ(22日)

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白鷺公園脇のオオシマザクラは満開(22日)
通路右側はすっかり花の終わった河津桜。

保護区内の桜はこれから。来週の桜観察会時に見頃だと
良いのですが。

ラベル:近況 甲殻類 魚類
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2023年03月19日

3/19江戸前干潟研究学校

前日の雨もきれいに止んでポカポカと暖かい陽気でした。
月1回の水生生物調査「江戸前干潟研究学校」では先月
までと一転、多くの生き物が見られました。

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小島岬周辺に繁茂していたカヤモノリ(18日撮影)

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長靴池では大きなニホンウナギ(80㎝くらい)。
子供の腕より太いサイズです。右上のカニは
モクズガニ。

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百合ヶ浜沖の大網ではこれまた大きなアカエイ(2尾)
アカエイの上の大型魚はスズキ。

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珍しくアナジャコが網に入っていました。

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ボラ以外の稚魚も色々と。スズキ・カレイ(イシガレイ・マコガレイ)
とメバルの仲間。

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水車池のボサカゴは先月までより数が減りました。
夏に向けてどんどん魚は入らなくなります。

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先月末から水を戻し始めた下池の網に入っていた
ニホンアカガエル。

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アケビの花も開花しだしています(18日撮影)

来月は江戸前干潟研究学校は4月16日(日)開催。
一般公開行事に戻ります。どうぞよろしく。


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2023年03月15日

カモの交雑個体

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12日の探鳥会参加のほごくらぶメンバーが見つけて
教えていただいたキンクロハジロとスズガモの交雑個体。

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キンクロハジロと比べると
・背中の黒色部が薄い色
・冠羽が短い
・体が大きい
辺りが識別ポイントのようです。

カモの群れを見るのも気が抜けませんね。

ラベル:鳥情報 近況
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2023年03月09日

保護区近況3/9

今日はとても暖かいですね。丸浜川沿いでもウグイスが
さえずり始めています。

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トビハゼ(3日)
今シーズン初認は2月12日でしたがその後半月は見かけず。

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保護区内で一番早い湊池のサクラ「い」
7日に開花を確認しました。例年より一週間ほど早いです。

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夏羽のカンムリカイツブリ(4日)
夏羽の個体は2月20日にも観察されています。


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カワウコロニーではアオサギの営巣も始まっています(7日)

ラベル:近況
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2023年03月01日

3月行事案内

丸浜川沿いの河津桜は見頃を迎えています。
干潟にはヤマトオサガニが出始めました。
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ツクシも出てきました(1日)


2023年3月の保護区行事予定です。

特記なければ当日受付・雨天中止・定員先着20名。
マスク着用推奨。新型コロナ・鳥インフルエンザ等の
状況により変更・中止となる場合があります。

※敷地内に飲料自販機はありません。あいねすと内の
 カフェ(紙コップで提供)をご利用下さい。休館時や
 緊急時は管理事務所にお声がけください。

○毎週日曜日・祝日 定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は入れない保護区内をご案内します。13時より受付開始。

○2日(木)平日観察会 10時~12時 あいねすと前集合
 毎月第1平日木曜開催。

○19日(日)江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃
 保護区内の水生生物調査。冬場は採集量が激減するため関係者のみで実施
 する非公開調査となりますが、参加希望の場合はお問合せください。

○25日(土)第4土曜行事
ボランティアデー 13時~15時半頃 管理事務所前集合
 スタッフと一緒に保護区管理作業体験。 持物:軍手・長靴(あれば。貸出用もあり)
 小島岬周辺での杭立てを予定。

夕暮れ観察会 16時半~18時半 あいねすと前集合
 日没前後の保護区を歩きます。コチドリやツバメは飛来しているでしょうか。
○30日(木)桜の花の観察会 13時半~15時 あいねすと前集合
 定員30名・参加費200円
 鳥たちが運んで育った多様な桜の様子を見て歩きます。


あいねすと(市川市行徳野鳥観察舎) 9時~17時 月曜休館(祝日の場合は翌平日)
※混雑時入場制限あり

ミニ観察会 3/4(土)、11(土)、18(土)、25(土) 13時半~約1時間
 先着10名 雨天中止
 当日13時よりあいねすと1階受付窓口にて申込

あいねすと利用問合せ:047-702-8045

○みどりの国 土日祝 9時半~16時半(入場は16時まで)
 保護区外周部の、行徳高校側の1辺を週末に公開中。

○野鳥病院 年中無休 8時半頃~19時
 傷ついた野鳥の救護施設。県内で保護された野鳥(一部種類除く)の持ち込みのみ対応。
※現在鳥インフルエンザ対応のため一部種類の受け入れを停止しています。
 なるべく事前にご確認ください。
 受入れ停止中の種類
 ・カモ類・カモメ類・カイツブリ類・猛禽類(タカ・ハヤブサ・フクロウの仲間)
 ・カワウ・オオバン・アオサギ 


行事等問合せ・申込 行徳保護区管理事務所 047-397-9046(FAX同番)
ラベル:行事案内
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2023年02月26日

2/25行事報告

浅春のハヤブサ  夕暮れ観察会(2月25日)報告

天気予報ではもう降り出すというけれど、行けるところまで行ってみよう
と初参加の方も含めて出発。

●木の実はだいぶ食べられているが、センダンなどはまだ残っている。
たくさんのツグミがけたたましく鳴きかわしている。鴨場ぞいで驚いた
ように声をあげたのは、アカハラかシロハラだろう。
 藪の中から、アオジやオオジュリンの地鳴きがきこえる。いずれも
行徳で冬を越す小鳥。立春は過ぎたけれど、彼らが緑萌える故郷に帰る
のはもう少し先だ。

●スズガモ、オオバン、イソシギなど水辺の鳥たちも観察できた。

●序盤、干潟上空をスピーディーに飛ぶのはハイタカ。小柄な猛禽だが、
小鳥たちにとっては恐ろしい敵である。そして北池では私たちの真上を
ハヤブサが舞った。先がとがった細長い翼がはっきりうとわかる。
やがて遠くの鉄塔の上部に止まった。ひとり浅春の冷たい風に吹かれて
何を想うのだろうか。
(担当D記)

ラベル:行事報告
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2023年02月24日

いちかわエコギャラリー

明日からメディアパーク市川1階エントランス広場にて
市内環境活動団体のパネル展示が行われます。ほごくらぶ
も参加しているのでお立ち寄りの際はどうぞご覧ください。

2023年2月25日(土)~3月12日(日)
火~金:10時~19時半 土日:10時~18時 月曜休館・入館無料
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設営中の様子

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ほごくらぶ展示


明日25日(土)は第4土曜行事の日。
13時からのボランティアデー(管理事務所前集合)は
水路補修に向けた土嚢作り&運搬を予定。

16時半からは夕暮れ観察会(あいねすと前集合)。
先月までは冬時間でしたが今回から通常の16時半~18時半
開催となります。ご注意ください。


丸浜川沿いの河津桜は木にもよりますがおおむね
6~7分咲きといったところ。
ラベル:行事案内
posted by スタッフN at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2023年02月23日

春少しずつ

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丸浜川沿いの河津桜はここ最近の陽気でどんどん
開花が進んでいます(22日)。満開になるのは
来週後半辺りくらいになるでしょうか。

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本日の園内観察会ではウラギク湿地にヤマトオサガニ
がたくさん出ていました。

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調査で採集されたボラの稚魚
(19日江戸前干潟研究学校)

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草の下で越冬中のコオイムシ(19日。撮影・提供Kさん)

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アオサギも婚姻色の個体が増えてきました(21日)。
巣材をくわえて飛んでいる姿も。

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築山斜面のホトケノザ(20日)。オオイヌノフグリ
もそこかしこで開花しています。

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2023年02月11日

保護区鳥情報2/11

2023年2月11日の保護区鳥類調査の結果です。


マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ
ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ
オオバン
ヤマシギ
セグロカモメ
トビ、ハイタカ、ノスリ
カワセミ
モズ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
エナガ
メジロ
ムクドリ
アカハラ、ツグミ.
ジョウビタキ
ハクセキレイ
アオジ、オオジュリン
ドバト
36種


1.カワウの巣数は1626個と、この4週間ほぼ変化なしでした。鴨場との
 境界林や下池の西側の樹林に集まっていたカワウは計10羽にも満たず大分
 少なくなりました。
2.カモ類がほとんどいないこの冬でしたが、このところ増加傾向です。
 キンクロハジロ92羽、ホシハジロ38羽、スズガモ38羽でした。
3.アオサギが数羽、北池の中ほどに舞い降りていました。そろそろ繁殖期
 なので期待してしてしまいます。
4.少数派、ヤマシギ(北池と町田池の間辺り)、エナガ(トラクタ小屋付近)
(スタッフK)

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どぶ池(湊排水機場)にいたキンクロハジロとマガモ

DSCN4853.jpg
北池土手にはフキノトウが見られました。
ピークはとうに過ぎていてほとんどは葉
になっていました。

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第2日曜の探鳥会で利用している金魚池ルート
にカラスの巣(残骸)が落ちていました。

DSCN4869.jpg
DSCN4872.jpg
丸浜川沿いの河津桜は少しずつ開花が増えています。
見頃は今月下旬辺りになるでしょうか。
(スタッフN)
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2023年02月08日

コアホウドリ放鳥

野鳥病院に入所するアホウドリ類は平均するとだいたい年1羽程度。
2022年度は当たり年なのか、12月からクロアシアホウドリ3羽、
コアホウドリ1羽の入所が続いています。

多くは内陸に不時着してしまい飛び立てなくなった個体。
長く収容していても健康には飼育できないため、多少不具合が
あっても元気ならば早めに放鳥しています。

普通種であれば保護区内や野鳥病院前で放していますが、海鳥は
外房九十九里海岸まで運んでいます。

本日も6日に銚子で保護されたコアホウドリを放鳥してきました。
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あらぬ方向へ飛び出していくので慌てましたが

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2回目の離陸で無事沖合へと飛んでいきました。


ラベル:野鳥病院 近況
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2023年02月06日

保護区近況

週一のカウント調査結果コメントにもあるようにここ最近
ムクドリやツグミなど小鳥類が多いです。今シーズンはたくさん
残っていた丸浜川沿いのトウネズミモチの実も今週中には
食べ尽くしそうな勢いです。


久しぶりの作業近況。

保護区は浅く開けた水面を利用する鳥を主目標に淡水池や
棚田を作っています。富栄養化の進んだ都市排水(街中の側溝や
暗渠の水)が水源で、たっぷりと日光を浴びるので植物の勢いも
良く、放っておくと数か月で水面は植物に覆われてしまいます。

春先から夏の間にトラクターを入れて開水面維持に努めていますが、
利用できる場所は限られるため、植生管理のために定期的に池を
乾かして作業を行っています。
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作業中の上池

まず池の水を止め、乾いたら草を刈り、ユンボで地面を掘り返し、
踏み固めた後にトラクターをかけます。
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草刈り後の下池
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掘返し
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踏み固め
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トラクターがけ後。

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ユンボで地面を掘り返すのはトラクターの刃が
届かない深さの地下茎(ヨシやガマ)を分断する
のと天地返しによる天日干しも兼ねています。

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掘り返したままだとその後の作業がしづらいので
踏み固めた後にトラクターをかけます。
上の画像は左が掘り返し後、右が踏み固めた状態。

今シーズンは4系列(浄化池の西半分)と5系列(上池・下池・竹内ヶ原)
の作業を進めています。雨が少ないので今の所順調に進行中。

一通りの作業が完了したら水を戻していきます。
2月末か3月上旬頃になる予定。
ラベル:作業 近況
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