コチドリと湿地のオーケストラ 夕暮れ観察会(5月25日)報告
●トビハゼ、ヤマトオサガニ、カワアイの「泥干潟トリオ」でスタート。
続く観察路の主役ベンケイガニ類は、気温が低めなせいか、ほとんど
巣ごもり状態だった。
続く観察路の主役ベンケイガニ類は、気温が低めなせいか、ほとんど
巣ごもり状態だった。
●2羽のダイサギが優雅に追いかけっこをしている。後頭部に冠羽を
なびかせたコサギも登場。
なびかせたコサギも登場。
●湿地では、キンヒバリが澄んだ音色で合唱している。浄化池(棚田)では、
ジ、ジ、と いうタンボコオロギのパーカッションが加わった。いずれも
初夏の湿地で楽しみな虫のオーケストラである。
ジ、ジ、と いうタンボコオロギのパーカッションが加わった。いずれも
初夏の湿地で楽しみな虫のオーケストラである。
●棚田では数羽のツバメがしきりに低空飛行して水中から羽化した虫を捕っている。
巣を 作るための泥もここで調達する。やがて一羽の茶色い鳥が、近くの泥の上に
降りた。コチドリ。3月にはツバメとともに春を告げる鳥。黒い胸バンドや目の周り
の黄色い環も見える。
巣を 作るための泥もここで調達する。やがて一羽の茶色い鳥が、近くの泥の上に
降りた。コチドリ。3月にはツバメとともに春を告げる鳥。黒い胸バンドや目の周り
の黄色い環も見える。
●千鳥水門付近では、カワウの大群が追い込み漁を披露。圧倒される光景だ。
本来は水辺 の生態系の一員であるこの鳥と人間をめぐる状況に、私たちも
向き合っていかねばならない。
本来は水辺 の生態系の一員であるこの鳥と人間をめぐる状況に、私たちも
向き合っていかねばならない。
●タヌキが行く手の観察路に一頭。お尻をむけたままだったが、振り返って
こちらを見た後、横の草地に消えた。
(担当D記)
こちらを見た後、横の草地に消えた。
(担当D記)
ボランティアデーは30名を越す参加者でした。おかげさまで
湊池棚田6枚への田植えが全て終了しました。
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