2020年02月12日

野鳥病院近況

野鳥病院は冬期入所数が少なくなります。夏場はヒナや幼鳥の
保護が多いのと、冬はケガや調子を崩した際に野外で生き抜くのが
難しいということが影響しているかもしれません。

1月27日、個別室に収容していたミゾゴイは横浜市繁殖センター
に引き取られて行きました。翼を傷めていて野外生活は困難、
希少鳥類という事もあり保護・研究に貢献してもらおうという
理由です。


P2122202.jpg
昨日船橋市内で保護されたアオサギ。残念ながら今朝方
お亡くなりでしたが、右脚ふしょ(人では足首から足の甲
にあたる箇所)から先が欠損した個体。入所時は体重も
軽くかなり衰弱していましたが、傷口を見る限り負傷後
も野外でしばらく生活できていた模様。


DSCN5805.jpg
こちらは一か月前に保護され先週5日に放鳥した
チョウゲンボウ。当日元気に飛んで行ったのですが
8日に出戻ってきてしまいました。

元々(違法に)飼養されていたらしく(保護時脚に
リードが付いていた)、野外で餌が満足に捕れ
なかった様子。8日以降野鳥病院周りに居付いて
いますが、野外の獲物を餌と認識しているか
怪しく、小鳥たちも平気で近づいてくる始末。
DSCN5923.jpg
10日夕方、仮設禽舎屋根上のチョウゲンボウと
脇の梅の木に集まるスズメたち。

施設で余生を過ごす個体、ハンデを抱えながらも
野外で必死に生きていた個体、飼養生活にすっかり
順応して野外生活が困難な個体。基本的には野外復帰
を目指していますが、野鳥病院から出た後の動向も様々です。

ラベル:傷病鳥 野鳥病院
posted by スタッフN at 11:23| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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