2018年12月27日

保護区で国内新顔のキノコ

昨年、行徳保護区で日本新産種のキノコが発見されていました。

日本新産種とは、海外では見つかっているが日本で確認される
のは初めてという植物学・菌類学で使われることの多い用語だそうです。

このほど、そのキノコの発見者である糟谷大河先生らが
日本菌学会の会報「日菌報」に論文を執筆・掲載されました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjom/59/2/59_jjom.H30-06/_article/-char/ja

キノコの名前は、Volvopluteus earlei
日本名は新称で「ヒメシロフクロタケ」としたそうです。
ハラタケ目ウラベニガサ科に分類されています。

このキノコは、日本以外ではアフリカのコンゴ、スペイン、
イタリア、インドなどで見つかってるそうです。
日本では現在のところ、新潟県柏崎市の海水浴場と
千葉県市川市新浜(つまり行徳保護区)で確認されています。
もしかしたら、海浜性の植物の生えているところであれば
さまざまなところから見つかる可能性があるそうです。

発見されたこの日2017年9月10日は、キノコ班の創設以来初の
観察会の下見会で、講師をお願いした糟谷先生をご案内して
初めて保護区を周回している途中でした。

けっこう乾燥していた堆肥置き場付近の路上で糟谷先生が
「おや、これは?」と立ち止まりました。
本当にちっちゃな、目立たない、ありふれた感じの、
見過ごしてしまいそうなキノコでした。
糟谷先生が、ニコニコしながら、「これは採取していきます」と
おっしゃったのを覚えています。

キノコ班では毎月第3木曜午後に定期調査を行っています。
来年度も糟谷先生を講師に迎えての観察会も企画しています。
興味のある方は是非ご参加下さい。
(キノコ班N村)
posted by スタッフN at 19:36| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください