先日答申の行われた千葉県の「公の施設に関する方針」が
千葉県HPに掲載されました。
○公の施設の見直し方針について(平成28年7月)
○「公の施設の見直し方針(平成28年7月)」(PDF:222KB)
観察舎については方針案から変わらず、
「検討施設に隣接する行徳湿地は、今後も県が管理を継続していくが、
野鳥観察舎については、広域的な利用の観点や老朽化等の問題から、
県施設として維持する必要性が低いため、廃止する方向で検討を行う。
なお、跡地の利用については、市川市と協議を行う。」
となっています。
この件に関するパブリックコメントは約1600件で観察舎はそのうち
約600件だったとの事。
○公の施設の見直し方針(案)に関する意見募集結果について
○公の施設の見直し方針(案)に対する御意見の概要と県の考え方(PDF:230KB)
「行徳野鳥観察舎は、県民が自然に親しみつつ、野鳥の生態に触れる機会を
県民に提供し、もつて県民の教養及びレクリエーシヨンに資することを目的
として、昭和54年に設置されました。
現在は、市川市及びその近隣の利用者の割合が多いことや耐震性が著しく不足
している状況等を踏まえ、今後、大きな財政負担をしてまで県施設として維持
する必要性は低いという判断の下、廃止する方向で検討を行うとしたところです。
行徳内陸性湿地は、都市部に残された貴重な湿地、野鳥の生息地であり、これ
までどおり、野鳥の飛来地、生息地、繁殖地として良好な環境の保全を実施して
いくとともに、環境学習の場として行徳内陸性湿地の自然環境に触れる機会を引
き続き提供してまいります。
御意見については、これから市川市と跡地利用について協議を進めるに当たり、
参考とさせていただきます。」
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署名活動やパブリックコメント、意見書の提出など多くの方からさまざまなご支援
・ご協力をいただいております。どうもありがとうございます。このまま廃館と
しないためにも引き続き県・市川市に働きかけていきたいと思います。
今後も皆様のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
(スタッフN)
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