2024年06月29日

保護区鳥情報6/29

2024年6月29日の保護区鳥類調査の結果です。


カルガモ
カイツブリ
カワウ
アオサギ、ダイサギ、コサギ
クロハラアジサシ
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
オオヨシキリ
セッカ
ムクドリ、コムクドリ
スズメ
カワラヒワ
19種

1.カワウの巣数は130個ほどです、昨年のこの時期は400個ほど、
 一昨年は500個ほどでしたので今季の減少はかなり早い感じです。
2.オオヨシキリ1羽、北池で囀っていました。今季はオオヨシキリの
 記録少ないです。カイツブリも鴨場や北池で声が聞こえますが、
 保護区本土ではほとんど記録が無いのではないでしょうか。
3.コムクドリ10羽の群(下池付近)。クロハラアジサシ1羽(百合ヶ浜)
(スタッフK)

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コムクドリ

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クロハラアジサシ

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セイゴ水道近くで子ダヌキ4頭が見られました。
(以上3枚29日撮影:スタッフYM)

ラベル:鳥情報
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2024年06月23日

6/22夕暮れ観察会報告

緑の迷路と水辺の生物 夕暮れ観察会(6月22日)報告

●トウネズミモチの白い花を見上げながらスタート。
白くてちっこいアオバハゴロモの幼虫も。

●トビハゼが活発。穴からのっそり出てきたり、満ち潮に
尻尾を向け逃げだしたり、堤防 に貼りついたり。
ヤマトオサガニも目立つ。ベンケイガニの仲間は例年より
少な目だが、参加者の方がクロベンケイガニ(♂)、アカテガニ(♀)
を捕まえてくださった。オスとメスでお腹の形が違う。

●昆虫いろいろ。ショウリョウバッタやイナゴやカマキリの幼虫、
カノコガなど蛾の仲間、テントウムシの仲間、ヨモギクキワタフシ
の綿、コシアキトンボの群れも。

●クモもいろいろ。サツマノミダマシの仲間(美しい緑)、アズチグモ(薄黄色で極小)、
コガネグモ(あちらこちらで現在巨大化中)、ナガコガネグモ(やはり巨大化中)など。

●保護区の中は迷路のよう。今日はいつも通らないコースも。暮れなずむ
観察路でネジバナの群落が美しい。薄紅色のもの、濃いピンクいろのもの、
それぞれ小さな螺旋階段なように咲き誇っている。

●ツバメが気持ちよさそうに群れ飛んでいる。今年は保護区でねぐらをとる
のだろうか。序盤にアオサギとダイサギの混群が飛び、中盤ではヒクイナや
セッカの歌が聞こえた。若干遠くて聞き取りにくかったのが残念。
タヌキも出現し、しばらくの間、私達の目を楽しませてくれた。
(担当D記)

次回は7月27日(土)開催。バッタやコガネグモたちは更に大きくなり、
虫の鳴き声もぼちぼち増えていく頃。日中の観察会よりは過ごしやすい
時間帯。どうぞお越し下さい。
ラベル:行事報告
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2024年06月22日

保護区鳥情報6/22

2024年6月22日の保護区鳥類調査の結果です。

カルガモ
カイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、コサギ
コチドリ
イソシギ
コゲラ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
セッカ
ムクドリ
スズメ
ドバト
18種

1.カワウの巣数は300個ほどと順調に減少中です。今日は千鳥水門、下北岬、
 上北岬などに若鳥がたくさん群れていました。個体数合計は8600羽ほどに
 なりました。
2.シジュウカラやハシブトガラスの若鳥があちこちで見られました。
3.今日はタヌキに良く遭遇し合計で6頭になりました。下池付近では子タヌキ
 1頭を連れている成獣2頭。北池では腰が禿げてしまっている1頭、疥癬なので
 しょうか、がいました。
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2024年06月20日

6/16江戸前干潟研究学校報告

遅くなりましたが先日16日の江戸前干潟研究学校報告。

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鈴ヶ浦(小島岬)の網では珍しいサイズのスズキが
2匹入っていました。

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長靴池では30cmほどのウナギ2尾

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三島池出口ではアシハラガニとマハゼが多数。

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百合ヶ浜沖の大網ではエイがみっちりと。
ハンカチサイズから座布団サイズのアカエイ7尾に
ツバクロエイ3尾。コノシロやサッパも多数
入っていました。

次回江戸前干潟研究学校は9月開催予定です。
(今年度は3ヶ月に1回)
ラベル:行事報告 魚類
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2024年06月15日

保護区鳥情報6/15

2024年6月15日の保護区鳥類調査の結果です。

カルガモ
カイツブリ
カワウ
アオサギ、ダイサギ、コサギ
ヒクイナ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
セッカ
ムクドリ
スズメ
カワラヒワ
ホオジロ
ドバト
18種

1.カワウの巣数は420個ほどと順調に減少中です。それでもまだとても
 小さな雛のいる巣も数か所見られています。個体数も減少が続いていて
 3000羽ほどでした。若鳥を連れて海の方にでも出かけているのでしょうか。
2.ハシブトガラス、ムクドリなどの若鳥が家族連れで見られます。
3.ホオジロがさえずっていました。(百合池)
4.ヒクイナの声(竹内ヶ原)。今年も繁殖しているといいですね。
(スタッフK)

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昨日浄化池で6羽のヒナ連れカルガモがいました。
今季保護区初です。(撮影スタッフYM)

ラベル:鳥情報
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2024年06月09日

トビハゼの日ご来場ありがとうございました

遅くなりましたが昨日開催のトビハゼの日、
おかげさまで天気も良く多くの人にお越しいただきました。
ご参加いただいたみなさまどうもありがとうございます。
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露店コーナー

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マスコット色塗り。
何名か完成品の受け取りを忘れていらっしゃったようです。
お心当たりの有る方は管理事務所までご連絡下さい。


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ひっそりと設置していた顔出しパネル。


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導流堤の一部公開に立ち入った方は550名。
観察会でも利用しない普段とは違う景色を
楽しんでもらいました。

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開場直後は堤防まで水が付いていましたが、
午後は広く干潟が広がりました。

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当日はトビハゼの姿も多く、「思っていたよりたくさんいる」
と驚かれる方も多かったです。横に転がり体を濡らす
仕草が人気でした。


トビハゼは11月上旬頃まで園内観察会で観察可能です。
どうぞよろしくお願いします。

ラベル:行事報告
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2024年06月08日

保護区鳥情報6/8

2024年6月8日の保護区鳥類調査の結果です。


カルガモ
カイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
トビ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
メジロ
セッカ
ムクドリ
スズメ
カワラヒワ
ホオジロ
18種


1.カワウの巣数は570個ほど、ここ数年と比較すると減少が早い感じです。
 今季は少し早めに営巣期間が終わるかもしれません。千鳥水門やドブ池など
 に群れていた若鳥は100羽ほどとずいぶん少なくなりました。午前中に帰って
 くる群もなく合計で4300羽ほどでした。
2.アオサギの雛が対岸からも良く見えます。3羽の雛の巣が2個、2羽の雛の
 巣が2個見えます。
3.ホオジロがさえずっています。百合池と千鳥水門でさえずっていましたが
 同一個体なのかな?
4.シジュウカラの若鳥を連れた家族。(旧淡水池西側樹林)
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2024年06月04日

6月行事案内

2024年6月の行事予定です。

特記なければ当日受付・雨天中止・定員先着20名程度・参加無料。
※平日観察会及び夕暮れ観察会の集合場所が「あいねすと前」から
 「あいねすと横広場」に変更となりました。
感染症等の状況により変更や中止となる場合があります。

※敷地内に飲料自販機はありません。あいねすと内の
 カフェ(紙コップで提供)をご利用下さい。
※休館時や緊急時のトイレ利用は管理事務所にお声がけください。


○毎週日曜日・祝日 定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は入れない保護区内をご案内します。13時より受付開始。

○6日(木)平日観察会 10時~12時 あいねすと横広場集合
 毎月第一平日木曜開催。

○8日(土)トビハゼの日 10時~15時 雨天・荒天時翌日
 国内北限のトビハゼに親しむ一日。
 導流堤を一部開放し、干潟のトビハゼやカニを自由に観察できます。
 保護区入口(白鷺公園付近)では物販(野菜・クッキー・ピザ・ホットドッグ
 及びほごくらぶオリジナルグッズ)、芝生帯ではマスコット色塗り(100円)や
 ひもクジ、ミニクイズラリーを実施。

○9日(日)定例新浜探鳥会 9時40分行徳駅駅前(北側)集合
  保護区コース(13時半頃解散)と江戸川放水路経由(15時半頃解散)コース。
  参加費500円(会員は200円)・18歳未満無料 
  ※放水路経由コース参加の場合は別途バス代(410円)が必要です。

○16日(日)江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃 管理事務所前集合
 小雨決行(荒天中止)
 持物:軍手・長靴・帽子・飲料
 前日設置の網を回収して採集された生き物を観察・記録していきます。
 今年度は季節毎の開催となります。

○22日(土)
ボランティアデー 13時~15時半頃 管理事務所前集合
 スタッフと一緒に保護区管理作業体験。
 持物:帽子・タオル・飲料
夕暮れ観察会 16時半~18時半 あいねすと横広場集合
 日没前後の保護区を歩きます。

・29日(土)行徳ほごくでキノコをさがそう! 10時~15時半
 小雨決行・要申込(先着20名)・あいねすと集合
 講師:糟谷大河さん
 午前は保護区でキノコ探し。昼休憩を挟んで午後はあいねすとで
 机上観察。詳細は下記画像参照。
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 休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12/29~1/3) 入館無料

ミニ観察会 1日・15日・22日(土曜) 13時半~60分程度 雨天中止
 当日13時よりあいねすと受付にて申込・先着10名
あいねすとでトビハゼをさがせ! 7~9日(金~日)9時~16時半
 館内に隠れた7匹のトビハゼを探してメッセージを解読しよう。
 参加者にはトビハゼのペーパークラフトをプレゼント。

あいねすと利用問合せ:047-702-8045

みどりの国 土日祝 9時半~16時半(入場は16時まで)
 保護区外周部の、行徳高校側の1辺を週末に公開中。


野鳥病院 年中無休 8時半頃~18時半頃
 傷ついた野鳥の救護施設。県内で保護された野鳥(一部種類除く)の持ち込みのみ対応。
 ※鳥インフルエンザの対応レベルが平常時に戻ったため、猛禽類・一部水鳥類の
  入所受付を再開しました。
 ※巣立ちビナなど保護状況によってはお持ち帰りいただく場合があります。 


行事等問合せ・申込 行徳保護区管理事務所 047-397-9046(FAX同番)
ラベル:行事予定
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2024年06月01日

保護区鳥情報6/1

2024年6月1日の保護区鳥類調査の結果です。

カルガモ
カイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
カワセミ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
オオヨシキリ
セッカ
ムクドリ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ
18種

1.カワウの巣数は800個を切り快調に減少しています。以前は午前中に
 数千羽の大群で保護区に帰って来ていましたが、この数週間ではなく
 なりました。
2.オオヨシキリが、少ないようです(今のところ)。この調査では今季
 初めて記録しました。4/22が保護区初記録でした。
3.アオサギの巣に3羽の雛の姿が対岸からも良く見えます。千鳥水門
 には頭に産毛をつけた若鳥もいました。
(スタッフK)

1日午後、欠真間三角(鴨場と駐車場脇の三角形の区画)にて
コヨシキリ1羽が出現。夕方もさえずっていました。

araiguma.png
三島池出口で営巣していたカワセミですが、
5月27日にアライグマが巣穴に手を突っ込んでいる
様子がセンサーカメラに映っていました。
カワセミ自体は5月24日に映っていたのが最後
で、以降はセンサーカメラには記録されていません。
繁殖終了、巣立った後だったら良いのですが・・・

DSCN9510.jpg
カワウコロニー内でアオサギ青「00C」が営巣
しているのが5月29日に確認されました。
保護区生まれで、谷津干潟で観察されることが
多い個体。冬には宮崎県で越冬しているのが
ここ数年確認できています。
(31日撮影)



ラベル:鳥情報
posted by スタッフN at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥情報 | 更新情報をチェックする