2023年06月28日

コアジサシ放鳥

今月上旬、千葉市検見川浜のコロニーで保護されたコアジサシ。
スタッフSが2007年7月に保護区近くの繁殖地(現在は消失)
でヒナの時に標識した個体でした。

入院当初から自力採餌しており、翼の骨折も何とか回復したため、

国内では21年、海外では25年の経過記録があるとのことなので
まだまだ頑張って欲しいところ。

ラベル:野鳥病院
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2023年06月25日

週末行事報告6月下旬

6月24日(土)
・ボランティアデー
今月の作業は先月苗を植えた湊池棚田の草抜き。
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水田周りを中心にコウキヤガラやナガエツルノゲイトウ
などを除去してもらいました。


・彩雲を見る 夕暮れ観察会
●オシロイバナやキカラスウリなど、夏の宵を彩る花が咲き出した。
 フタトガリアオイガの幼虫がフヨウについている。
●トビハゼは繁殖期。活発に干潟の上を飛び跳ねている。クロベンケイガニや
 ベンケイガニは例年より少ないようだが、それでも水路沿いでたくさんの
 個体がみられた。
●昆虫ではキンヒバリやタンボコオロギ、ヤブキリなどが鳴いていた。
 クモもいろいろ。緑の妖精のようなサツマノミダマシの仲間、黄と黒が
 鮮やかなコガネグモやナガコガネグモ。
●ふるさとの田園の音風景を象徴する鳥ヒクイナが今月も鳴いてくれた。
 セッカも小さな体で飛びながら声を張り上げている。アオサギやダイサギは
 干潟で豊富な魚をねらっている。
●太陽の両側に、色鮮やかな雲が出ているのを参加者の方が見つけてくださった。
 まるで虹の切れはしで太陽を挟んでいるようだ。気象に詳しい方が「彩雲」
 だと教えてくださった。太陽の光が雲の中の水や氷の粒に当たったときに
 起こる現象。左側の彩雲は、棚田(浄化池)の水面にもきれいに映っている。
 広い夕空を気持ちよさそうにツバメやギンヤンマが飛んでいた。
(担当D)
6月25日(日)
・江戸前干潟研究学校
気温水温ともに30度近く。網内の小魚やエビは茹ったように死亡
していたり衰弱していた個体が多かったです。
海域では3地点で6匹のシャコが見られました。百合ヶ浜沖の大網
では久しぶりのツバクロエイ。いずれも保護区では珍しい種類。
DSCN6139.jpg
トビハゼルートのシャコ

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鈴ヶ浦のシャコ

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ツバクロエイ

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百合ヶ浜沖の採集物。ギマ・コノシロ・スズキなど。

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長靴池ではフナが目立ちました。

次回は7月16日(日)予定。暑いので熱中症対策は
しっかりと。
(スタッフN)
ラベル:行事報告
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2023年06月24日

保護区鳥情報6/24

2023年6月24日の保護区鳥類調査の結果です。


カルガモ
カイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ
コチドリ
トビ
カワセミ
コゲラ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
メジロ
セッカ
ムクドリ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ
20種


1.カワウの巣数は430個ほど、ほぼ先週より200個以上減少しました。
 先週と同じく今日も午前10時頃、警察署方面から数千羽が帰還。
 個体数の合計は8400羽ほどになりました。
2.周辺緑地(小島岬の向かい側あたり)に、アオサギの雛の見える巣
 が3巣ありました。
3.カイツブリの雛(若鳥)の声が聞こえました。今年もカイツブリは
 無事繁殖しているようです。
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2023年06月22日

止まり木立て

17日、実習で来ていた千葉保健医療大学の学生さんたちに
手伝ってもらったのは小島岬への止まり木立て。
使用した杭は一昨年度の学生バードソンの寄付金で購入したもの。
設置までずいぶん時間が経ってしまいましたが無事活用できました。


DSCN5893.jpg
地面に穴を掘り
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杭を立てて
DSCN5902.jpg
深く差し込みます。
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作業後。

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早速カワウたちが利用していました(20日撮影)
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2023年06月17日

保護区鳥情報6/17

2023年6月17日の保護区鳥類調査の結果です。

カルガモ
カイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ
ヒクイナ
コゲラ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
メジロ
セッカ
ムクドリ
スズメ
カワラヒワ
ホオジロ
18種

1.カワウの巣数は660個ほど、ほぼ先週から若干減少。小さな雛のいる巣は
 2個しか見られませんでした。午前10時頃警察署方面から1000羽ほどが帰還、
 合計で6500羽ほどになりました。
2.ホオジロが田の字池で囀っています。この5月頃から記録が続いています。
 この時期にホオジロの滞在が記録されることは非常に珍しいです。繁殖して
 ないのかなぁ。
3.ヒクイナの声(北池から)
4.カルガモの若鳥(ほぼ成鳥大)5羽。(下池)
(スタッフK)

午後丸浜川沿いでツミが観察されています。
(スタッフN)

ラベル:鳥情報
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2023年06月10日

保護区鳥情報6/10

2023年6月10日の保護区鳥類調査の結果です。


カルガモ
カイツブリ
キジバト、アオバト
カワウ
アオサギ
ヒクイナ
コアジサシ
カワセミ
コゲラ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
メジロ
セッカ
ムクドリ
スズメ
カワラヒワ
20種


1.カワウの巣数は700個ほどと先週のほぼ半分に急減しました。
 今年の3月初めに1700個あった巣が550個ほどまで減少したのですが、
 その後急激に回復し3月下旬には2000個を超えました。今はその時に
 生まれた雛がちょうど巣立つ頃だと思われます。
2.ハシブトガラスやムクドリの若鳥連れの群。北の釜岸の木の枝に
 ツバメの若鳥3羽が止まっていました。
3.アオバトの声(鴨場から)。ヒクイナの声(下池)
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2023年06月04日

保護区鳥情報6/4

2023年6月4日の保護区鳥類調査の結果です。


カルガモ
カイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
メジロ
セッカ
ムクドリ
スズメ
ドバト
16種


1.カワウの巣数は1400個ほどと先週より300個ほど減少です。
 巣の上では大きくなった雛が盛んに羽ばたき練習をしている
 姿がたくさん見られました。11時頃に警察署辺りから1000羽
 以上が帰還、個体数は6200羽ほどになりました。
2.ツバメの泥集め。(湊池棚田)
3.シジュウカラの若鳥7羽ほどの群。
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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