5月27日(土)のイベント報告です。
午前中は三菱電機さんの定期作業「東京湾岸自然保護プロジェクト」
年4回ほど水路の整備を中心に保護区の作業をお手伝いいただいています。
今回はトラクター小屋裏を流れている水路の下流部。湊池棚田北側の
区間を実施。今までの作業で一番足元の緩い現場で、皆さん泥だらけに
なりながらも無事終了。
○ボランティアデー
午後はボランティアデー。今回は湊池棚田への田植え。
常連の参加者も多く3段6枚分を全て植え終えました。
○夕暮れ観察会
緑の湿地に歌う
●私は嬉しい。今年はセッカとオオヨシキリが元気に歌っているからだ。
いずれも湿地の初夏を代表する普通の小鳥だったが、近年は減少していた。
この日は、観察会開始時からセッカが大きな声でさえずってくれた。
中盤ではオオヨシキリを堪能。参加者の方が、木の上で歌う姿を見つけて
くださり、望遠鏡でも観察できた。この直後には飛び去るコチドリも観察
できた。やはり湿地で暮らす鳥だ。
出発前丸浜川あいねすと前で見られたセッカ
●今月もヒクイナが鳴いている。開発に追われ、一度は行徳から姿を消した鳥。
参加者の方の何人かは、草の茂みに駆け込む赤茶色の姿が見えたという。
めったにないことだ。すばらしい。
●タヌキは本物と「ため糞」を観察。糞からはアケビやエノキが芽生えている。
木の実で子孫を増やす植物の拡散には、タヌキも一役買っている。
●序盤で観察した小鳥用の巣箱。穴から短い棒のようなものがでている。
なんとアオダイショウの頭。全然動かずフィギュアなんじゃないかと疑って
しまったが、やがて穴の中にひっこんだ。トビハゼ、ヤマトオサガニ、
カワアイなど泥干潟の生物も健在だった。
(担当D)
27日、丸浜川通路沿いに設置した小鳥用巣箱から顔を出していたアオダイショウ。
昼過ぎに発見以降、日中はほぼずっと穴から体を覗かせていたようですが、
18時半過ぎ頃出ていった模様。
(スタッフN)
posted by スタッフN at 12:00|
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