2023年04月29日

保護区鳥情報4/29

2023年4月29日の保護区鳥類調査の結果です。


マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、スズガモ
カイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
ヒクイナ、オオバン
チュウシャクシギ、イソシギ
ウミネコ、コアジサシ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
ウグイス
セッカ
ムクドリ
ツグミ、ツグミ属sp.(アカハラorシロハラ?)
キビタキ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ
アオジ
ドバト
32種


1.カワウコロニーのカワウの巣数は2100個ほどと先週より若干減少、
 ほぼ変わりませんけれども。空いている巣もチラホラ見られるように
 なりましたが、新しく作られた巣もかなりあるようです。巣立った
 若鳥は多いです。今日は8700羽ほどを数えました。
2.シジュウカラが丸浜川沿いの巣箱で営巣しています。
3.チュウシャクシギ2羽(導流堤)。コアジサシ1羽(築山前海上、今季初)、
 キビタキのきれいな囀りの声(7番栓付近)。
(スタッフK)

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チュウシャクシギ(28日撮影。今季初認は23日)

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海上を飛んでいたコアジサシ

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巣上のカワウ親子
(以上撮影スタッフYM)

ラベル:鳥情報
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2023年04月27日

丸浜川沿いの植物たち

本日朝オオヨシキリが鳴いていました。早朝にはヒクイナ2羽が
鳴いていたとの事。

丸浜川沿いでは花も増えてきました。ニセアカシアやフジ、
トベラに加えてシャリンバイ、スイカズラも咲き出しています。
いずれもほんのり甘い香りを漂わせています。

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フジ

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ニセアカシア。
今年は例年よりもたくさん咲いている印象。

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シャリンバイ

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スイカズラ

ひっそりと咲いている花も。
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オニグルミ(雌花) クルミになる基部が少し膨らんでいる

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ユズリハ(雌花)

以下は虫こぶ。
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エノキハトガリタマフシ

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クスノキハクボミフシ。
葉裏から見ると黒い部分は穴が開いている。

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クリメコブズイフシ

虫こぶは「植物名-形成部位‐形状-フシ」という命名が
多いので慣れると覚えやすいかも。






ラベル:植物 近況
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2023年04月26日

GW予定

連休中の行事予定です。
定例園内観察会は13時より受付開始。雨天中止。

○4/29(土)定例園内観察会 13時半~15時半
○4/30(日)定例園内観察会 13時半~15時半

○5/3(水)定例園内観察会 13時半~15時半
○5/4(木)定例園内観察会 13時半~15時半
○5/5(金)定例園内観察会 13時半~15時半

○5/7(日)定例園内観察会 13時半~15時半

○5/11(木)平日観察会 10時~12時
 ※第1週は祝日のため2週目開催となっています。

○5/14(日)
・江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃
 定員20名事前申込者優先・雨天決行(荒天中止)
 水辺の生物調査観察会。前日設置の網を回収して
 採れた魚や甲殻類を観察・記録します。
 午後は任意参加で採集物の同定・記録作業(ひたすら魚やエビを数えます)。
 持物:軍手・長靴・帽子・飲料 ※午後も参加の場合は昼食

・定例園内観察会 13時半~15時半

問合せ・申込:行徳保護区管理事務所 047-397-9046
 NPO行徳自然ほごくらぶ suzugamo9898@gmail.com


●あいねすと(野鳥観察舎)
5/1(月)、5/8(月)は休館日です。

期間:GW中の土日祝日(みどりの国開園日) 9時~16時半(受付は15時半まで)
受付・カード配布はあいねすとにて。

丸浜川沿いとみどりの国を散策して、見られた生き物でビンゴを埋めていきます。
一列埋まったら特製シールをプレゼント。
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ミニ観察会 5/6(土) 13時半開始(60分程度)
受付は当日12時半から。定員10名

あいねすと問合せ 047-702-8045
ラベル:行事案内
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2023年04月23日

4/22行事報告

○ボランティアデー
今回の作業は来月の田植えに向けた水田整備の一環として
湊池棚田への堆肥運び&散布を実施。
野鳥病院のエサの残りを保護区で堆肥化したものを
一輪車で運び、広げました。
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堆肥置場から一輪車へ積んで

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棚田へ盛っていきます。

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作業後の様子。

この後トラクターで漉き込んでから水を張る予定。


○野ばらかおり 水鶏うたう 夏は来ぬ  夕暮れ観察会(4月22日) 報告
●白く清楚なノイバラが咲き乱れている。甘く優しい香りだ。
 花によってはピンクを帯びる個体もあり、これも美しい。
 フジ、ムラサキサギゴケなども共演。
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フジの花(直線ルート)
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ノイバラの花

●新緑。フェルトのような触感のシロダモの若葉。赤くみずみずしい
 タブノキの若葉。緑色のタブノキの花も個性的で美しい。
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シロダモの若葉(21日)。うぶ毛に覆われている。

●虫たちも元気。オニグルミには、卵を守るクルミハムシ、その天敵である
 大型のカメノコテントウのほか、模様が美しいオカモトトゲエダシャクの
 幼虫も。春の妖精ツマキチョウが観察路わきの草に静かに止まっている。

●タヌキも出現。4頭以上、6頭ぐらいはいたと思われる。
 丸々と太って健康そう。家族だろうか。

●セッカ、シジュウカラ、ウグイス、アオジ。ここで営巣する種類も,
 もうすぐ山林に帰っていく種類も、夕暮れの風のなかで歌っている。

●ヒクイナが鳴いている。古くから歌に詠まれ、唱歌「夏は来ぬ」の歌詞にも
 登場する「水鶏(くいな)」は本種。開発に追われ行徳一帯から姿を消し、
 もうその声を聴くことはないと思っていたが、近年、首都圏でも残された
 わずかな湿地を拠点に復活してきている。

●終盤、月と金星が夕空に浮かんだ。
「…水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ」(「夏は来ぬ」4番より)
行徳の原風景を取り戻すという本会の活動にかかわり、30年以上がたつ。
今日の夕暮れを、これまでお世話になった多くの方々へささげたいと思う。
(担当D記)

ラベル:行事報告
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2023年04月22日

保護区鳥情報4/22

2023年4月22日の保護区鳥類調査の結果です。

マガモ、カルガモ、コガモ、スズガモ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
ヒクイナ、バン、オオバン
コチドリ
イソシギ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
ウグイス
エゾムシクイ
セッカ
ムクドリ
ツグミ、ツグミ属sp.(アカハラorシロハラ?)
キビタキ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ
アオジ、オオジュリン
32種

1.カワウコロニーのカワウの巣数は2200個ほどと先週より増加しました。
 人工巣台にも計107巣が懸かっており今季最大です。周辺緑地の岸壁には
 若鳥多く合計で7400羽ほどを数えました。
2.ヒクイナの声が今週もよく聞こえます。バンのきれいな成鳥(田の字池)。
 クイナ類が保護区で繁殖してくれると嬉しいのですが。
3.エゾムシクイ(丸浜川沿い)、キビタキ(鴨場との境界林)。
4.コチドリ3羽。(新浄化池~竹内が原) 上空通過の記録はありましたが、
 調査時に保護区に降りている姿を見ることができたのは今季初めてでした。
(スタッフK)

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22日午前中に上池で見られたコチドリ(スタッフYM)

長靴池でカワセミが3個体いました。ここ数日
丸浜川沿いでもよく鳴いています。営巣するでしょうか?
(スタッフN)


ラベル:鳥情報
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2023年04月17日

保護区鳥情報4/16

2023年4月16日の保護区鳥類調査の結果です。


カルガモ、コガモ
キンクロハジロ、スズガモ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ
ヒクイナ、オオバン
コチドリ
イソシギ
カワセミ
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
ウグイス
セッカ
ムクドリ
ツグミ.
ハクセキレイ
カワラヒワ
アオジ、オオジュリン
28種


1.カワウコロニーのカワウの巣数は2050個ほどを数え先週より170個ほど減少。
 時期的にもそろそろ巣数のピークを過ぎる頃かと思われます。本土部分や鴨
 場との境界林に集まっていたカワウは、巣が数十個かかっているのですが
 いなくなった様子です。
2.ヒクイナの声、3か所。田の字池ではきれいに囀っていました。セッカの囀りは6か所。
3.カワラヒワが増えました。
(スタッフK)

・14日トラクター小屋付近でセンダイムシクイが鳴いていました(スタッフYM)
・15日旧淡水池にハシビロガモ雌雄各1(スタッフN)
・17日15:45頃、北池上空にコウノトリが飛んでました(スタッフS)
ラベル:鳥情報
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2023年04月08日

保護区鳥情報4/8

2023年4月8日の保護区鳥類調査の結果です。


オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ
キンクロハジロ、スズガモ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
ヒクイナ、オオバン
コチドリ
トビ、ハイタカ
カワセミ
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
メジロ
セッカ
ムクドリ
ツグミ.
スズメ
ハクセキレイ
アオジ
32種


1.カワウコロニーのカワウの巣数は2228個を数え先週より少し増えています。
 巣立った若鳥がコロニー岸壁に群れていて個体数の合計は6300羽ほどになり
 ました。
2.ヒクイナの声が聞こえました。先週とほぼ同じ場所の小島岬付近。
3.ウグイスの記録がありませんでした。
4.セッカの囀りが聞こえました。(小島岬)
5.ハイタカの若鳥。(旧淡水池付近)
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2023年04月02日

保護区鳥情報4/2

2023年4月2日の保護区鳥類調査の結果です。


オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ
キンクロハジロ、スズガモ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
ヒクイナ、オオバン
イソシギ
ハイタカ
カワセミ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
ヒヨドリ
ウグイス
ムクドリ
ツグミ.
スズメ
ハクセキレイ
アオジ、オオジュリン
29種


1.カワウコロニーのカワウの巣数は2175個を数え先週より少し増えています。
 巣立った若鳥がコロニー岸壁に群れていて個体数の合計は5800羽ほどになり
 ました。
2.保護区では冬鳥のウグイスが減少しているようです。メジロは記録されま
 せんでした。ツグミもずいぶん少なりました。
3.一方、夏鳥のツバメがウラギクカニルート、長靴池上空で計6羽を数えました。
4.ヒクイナの囀り。(旧淡水池の南側)
(スタッフK)

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野鳥病院前のオニグルミの木には早くも
カメノコテントウの姿が見られました。(1日)
(スタッフN)

ラベル:鳥情報 昆虫
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2023年04月01日

保護区水周りの作業

新年度最初の保護区作業は7番筒口周りの改修。
水流とカニの巣穴などの影響で観察路近くまで
えぐれてきた部分の手入れを行いました。

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作業前。左側が観察路。右中央から伸びているのが筒口

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コンパネを立て
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杭を打ち
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土嚢を積み
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砂を盛って
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完了。久しぶりの常勤職員4名での作業でした。

作業中は水位を下げていたのですが、ボラやハゼ、
ウナギなどが見られました。

ラベル:作業
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4月行事案内

2023年4月の保護区行事予定です。

特記なければ当日受付・雨天中止・定員先着20名。
マスク着用推奨。新型コロナ・鳥インフルエンザ等の
状況により変更・中止となる場合があります。

※敷地内に飲料自販機はありません。あいねすと内の
 カフェ(紙コップで提供)をご利用下さい。休館時や
 緊急時は管理事務所にお声がけください。

○毎週日曜日・祝日 定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は入れない保護区内をご案内します。13時より受付開始。

○6日(木)平日観察会 10時~12時 あいねすと前集合
 毎月第1平日木曜開催。

○16日(日)江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃 雨天決行・荒天中止 管理事務所前集合
 保護区内の水生生物調査。前日設置の網を回収して採集された魚や甲殻類を
 観察・記録していきます。午前は保護区内で採集・観察。午後は有志で採集した
 生き物の同定・記録作業を行います(14時半頃終了予定)。
 持物:軍手・長靴(大人は貸出用もあり)・帽子・飲料 昼食(午後も参加の場合)

○22日(土)第4土曜行事
ボランティアデー 13時~15時半頃 管理事務所前集合
 スタッフと一緒に保護区管理作業体験。 持物:軍手・長靴(あれば。貸出用もあり)

夕暮れ観察会 16時半~18時半 あいねすと前集合
 日没前後の保護区を歩きます。本格的に活動を始めたベンケイガニ類や
 咲き出した花たち、飛び交うツバメやアブラコウモリなどを探してみましょう。


あいねすと(市川市行徳野鳥観察舎) 9時~17時 月曜休館(祝日の場合は翌平日)
※混雑時入場制限あり

ミニ観察会 4/8(土)、15(土)、22(土) 13時半~約1時間
 先着10名 雨天中止
 当日12時半よりあいねすと1階受付窓口にて申込

あいねすと利用問合せ:047-702-8045

○みどりの国 土日祝 9時半~16時半(入場は16時まで)
 保護区外周部の、行徳高校側の1辺を週末に公開中。4月上旬は鳥が運んで
 育った桜が見どころです。

○野鳥病院 年中無休 8時半頃~19時
 傷ついた野鳥の救護施設。県内で保護された野鳥(一部種類除く)の持ち込みのみ対応。
※現在鳥インフルエンザ対応のため一部種類の受け入れを停止しています。
 なるべく事前にご確認ください。
 受入れ停止中の種類
 ・カモ類・カモメ類・カイツブリ類・猛禽類(タカ・ハヤブサ・フクロウの仲間)
 ・カワウ・オオバン・アオサギ 


行事等問合せ・申込 行徳保護区管理事務所 047-397-9046(FAX同番)
ラベル:行事案内
posted by スタッフN at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする