2023年01月30日

1/28行事報告

厳寒の宵に舞う 夕暮れ観察会(1月28日)報告
●枯れ木のてっぺんに佇むノスリ、夕陽に輝くカワセミを見ながらスタート。
今年は木の実がずいぶん残っている。

●北池では、遠くの木にとまるチュウヒを参加者の方が発見。撮影して画像で
見せてくださった。やがて飛び立ち、低空を舞った後、葦原に消えた。ねぐら
に入ったのだろう。
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チュウヒ(撮影スタッフYM)

●冬の小鳥ツグミが群れで飛びまわっている。ここ数日の寒気で一気に増えたようだ。
キンクロハジロ、マガモ、オオバン、コサギなどの水鳥も観察できた。

●雲間から、金星、火星、木星、月が顔を出してくれた。望遠鏡で見る月の表面は
クレーターがリアルでとても美しい。

●懐中電灯のあかりの中で儚げに舞うのは、ウスバフユシャクのオス。厳冬期の蛾。
メスは羽が退化して、体に脚だけが付いているような姿。飛ぶこともなくオスを待つ
という。付近の木を探してみたがメスは見つからなかった。観察会解散後、参加者の
方が丸浜川ぞいでメスを発見した。ど根性である。
(担当D記)


28日のボランティアデーは6系列水路掘り。29日には三菱電機さんの定例作業で
町田池の水路掘りを実施。泥や落ち葉がたまって浅くなっていくので解消のための
泥さらい。夏場と違ってカニたちを驚かすことなく作業が進みました。
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28日6系列水路

DSCN4768.jpg
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29日三菱電機さん町田池水路作業
(スタッフN)

ラベル:行事報告
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2023年01月28日

保護区鳥情報1/28

2023年1月28日の保護区鳥類調査の結果です。


マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ
ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ、コサギ
オオバン
チュウヒ、オオタカ
カワセミ
モズ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
ムクドリ
ツグミ、ツグミ属sp.
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ
アオジ、オオジュリン
35種


1.カワウの巣数は1610個を数え、先週より微増です。火曜(1/24)に雪も降り、
 風強く、翌日にコロニー内で雛が落ちていたことが確認されています。
 コロニー全体ではかなりの被害だったと思われます。
2.今季はツグミが多いです。新浄化池から見渡して確認されたのは70羽ほど、
 47羽の大きな群れも見られました。
3.冬に入ってあまり記録されなかったムクドリですが、このところ増えていて
 数十羽の群で確認されています。
4.海上にカモ類はほとんどいませんが、ドブ池にキンクロハジロ64羽、
 マガモ33羽が集まっていました。
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2023年01月26日

凍結

全国的な寒波の襲来で保護区周辺では雪こそ降りませんでしたが
昨日今日と各所で凍結が見られました。

朝欠真間三角は全面結氷、丸浜川も観察舎付近では凍っていました。
野鳥病院は屋外の水道が凍結して水が出ず、仮設禽舎の
水皿も厚さ2~3㎝の氷が張っていました。
KIMG2517.jpg
仮設禽舎トビ部屋水皿の氷

KIMG2519.jpg
KIMG2520.jpg
仮設禽舎小鳥部屋の水皿。ほぼ全てが氷でした。

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保護区内では筒口から跳ねた水が凍って樹氷の
ようになっていました。


ラベル:近況
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2023年01月22日

1/22江戸前干潟研究学校

月一の水生生物調査「江戸前干潟研究学校」
冬場は生き物たちの動きは少なく、とれる種類も
数もわずかです。

KIMG2512.jpg
百合ヶ浜沖の大網。マハゼのほかは数匹。

多かったのは淡水池の網カゴ。隠れ場として
集まっているようで夏場とは桁違いの数が
入っていました。

KIMG2505.jpg
長靴池。モツゴが多数。

KIMG2514.jpg
水車池。こちらはタモロコが多い。

来月は19日(日)実施予定。今回同様採集される
生き物は少ないですが、参加希望の方はお問合せ下さい。

ラベル:行事報告 魚類
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2023年01月21日

保護区鳥情報1/21

2023年1月21日の保護区鳥類調査の結果です。


マガモ、カルガモ、コガモ
キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
オオバン
セグロカモメ
オオタカ
カワセミ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
ムクドリ
ツグミ
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
アオジ、オオジュリン
31種


1.今日は晴天でしたが北風強く、海上もかなり波が立っていました。
 海上にカモ類少なく、最も多かったキンクロハジロはドブ池に64羽が
 集まっていました。
2.カワウの巣数は1600個ほどと先週より100個ほど増えています。
 そこそこ大きな雛もいくつか見えます。雪の予報がでているので心配です。
3. ミミカイツブリ1羽。(千鳥水門付近海上)
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2023年01月15日

保護区鳥情報1/15

2023年1月15日の保護区鳥類調査の結果です。


マガモ、オナガガモ、コガモ
ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ
バン、オオバン
ユリカモメ、セグロカモメ
トビ、ノスリ
カワセミ
モズ
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
セッカ
シロハラ、ツグミ、ツグミ属sp.
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ、タヒバリ
アオジ、オオジュリン
36種


1.今日は曇空でしたが気温はそれほど低くなく、巣から顔を出している
 カワウの雛の姿がちらほら見られました。
2.カワウは鴨場との保護区入口から北池へと続く境界林、下池、旧淡水池
 の西側林とかなり集まっており、賑やかです。ざっと数えただけでも400~
 500羽は集まっているようでした。カワウコロニーの方も再び盛り上がって
 いる様子で、巣は先週より500個ほど増え1500個を超えました。
3.タヒバリ6羽(竹内ヶ原)、セッカ(浄化池)
(スタッフK)

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竹内ヶ原にいたタヒバリ(15日撮影)

14日には丸浜川でカシラダカ、あいねすとからホオジロガモが観察されています。
いずれも保護区では久しぶりの記録。
(スタッフN)
ラベル:鳥情報
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2023年01月07日

保護区鳥情報1/7

2023年1月7日の保護区鳥類調査の結果です。

マガモ、カルガモ、コガモ
キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
バン、オオバン
チュウヒ、ハイタカ、ノスリ
コゲラ
モズ
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
アカハラ、ツグミ
ジョウビタキ
スズメ
アオジ、オオジュリン
32種

1.カワウの巣数は先週とほぼ変わらず1000個強でした。12月中旬頃に集まっていた
 鴨場との境界林から旧淡水池の西側の樹林にかけて、再び100羽強のカワウが集まっ
 ていましたが、9時半頃にほぼ全て飛び去ってしまいました。
2.保護区内海上のカモ類がとても少なく、スズガモ9羽、ウミアイサ11羽のみでした。
 最大はドブ池のマガモ32羽でした。
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2023年01月04日

1月行事案内

2023年1月の保護区行事予定です。

特記なければ当日受付・雨天中止・定員先着20名。
マスク着用推奨。新型コロナ・鳥インフルエンザ等の
状況により変更・中止となる場合があります。

※敷地内に飲料自販機はありません。あいねすと内の
 カフェ(紙コップで提供)をご利用下さい。休館時や
 緊急時は管理事務所にお声がけください。


○毎週日曜日・祝日 定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は入れない保護区内をご案内します。13時より受付開始。
 防寒対策はしっかりと。

○5日(木)平日観察会 10時~12時 あいねすと前集合
 毎月第1平日木曜開催。

○22日(日)江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃
 保護区内の水生生物調査。冬場は採集量が激減するため関係者のみで実施
 する非公開調査となりますが、参加希望の場合はお問合せください。

○28日(土)第4土曜行事
ボランティアデー 13時~15時半頃 管理事務所前集合
 スタッフと一緒に保護区管理作業体験。 持物:軍手・長靴(あれば。貸出用もあり)

夕暮れ観察会 16時~18時 あいねすと前集合
 日没前後の保護区を歩きます。10月から1月は通常より30分早く
 なります。ご注意を。


あいねすと(市川市行徳野鳥観察舎) 9時~17時 月曜休館(祝日の場合は翌平日)
※混雑時入場制限あり

・1/4(水)~9(月)新春企画
 来館された方は鳥みくじを引けます(一人一回 無料)。小学生以下のお子様には
 とりかるたもあります。

ミニ観察会 1/7(土)、14(土)、21(土)、28(土) 13時半~約1時間
 先着10名 雨天中止
 当日13時よりあいねすと1階受付窓口にて申込

あいねすと利用問合せ:047-702-8045


○みどりの国 土日祝 9時半~15時半(入場は15時まで)
 保護区外周部の、行徳高校側の1辺を週末に公開中。11月から2月は閉園が
 通常より1時間早くなっています。ご注意下さい。

○野鳥病院 年中無休 8時半頃~19時
 傷ついた野鳥の救護施設。県内で保護された野鳥(一部種類除く)の持ち込みのみ対応。
※現在鳥インフルエンザ対応のため一部種類の受け入れを停止しています。
 なるべく事前にご確認ください。
 受入れ停止の種類
 ・カモ類・カモメ類・カイツブリ類・猛禽類(タカ・ハヤブサ・フクロウの仲間)
 ・カワウ・オオバン・アオサギ 


行事等問合せ・申込 行徳保護区管理事務所 047-397-9046(FAX同番)
ラベル:行事案内
posted by スタッフN at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2023年01月02日

謹賀新年

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今年もどうぞよろしくお願いいたします

大晦日に現れたイカルチドリですが、元日には
見られなかった模様。トビは最大同時9羽が飛んで
いたそうです。
DSCN1519.jpg
上空を飛ぶトビ(1日。画像には7羽)

DSCN1587.jpg
富士山(1日)


posted by スタッフN at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする