2022年12月31日

保護区鳥情報12/31

2022年12月31日の保護区鳥類調査の結果です。


マガモ、カルガモ、コガモ
キンクロハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、コサギ
オオバン
イカルチドリ
イソシギ
セグロカモメ
トビ、チュウヒ、ハイタカ、ノスリ
カワセミ
コゲラ
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
エナガ
メジロ
ムクドリ
アカハラ、ツグミ
ジョウビタキ
ハクセキレイ
アオジ、オオジュリン
ドバト
39種


1.先週まで、カワウは鴨場との境界林から旧淡水池の西側の樹林にかけて、
 おそらく数百羽集まり巣も作っていたのですが、今日は1羽も見当たりませ
 んでした。カワウコロニーでも先週1300個強に達していましたが、今日は
 300個減の1000個ほどに減ってしまいました。
2.イカルチドリ(新浄化池、スタッフYM記録)。なんと2002年以来20年ぶりの記録です!
3.ツグミは急に増えました。先週まで数羽しか記録していませんでしたが、
 14羽の群れほか合計22羽でした。
4.エナガがシジュウカラ、メジロ、コゲラと混群になっている様子でした。
(スタッフK)

DSCN1359.jpg
浄化池で見られたイカルチドリ(スタッフYM)


30日には欠真間三角でタシギ6羽がいたとのこと。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年を。
(スタッフN)




ラベル:鳥情報
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2022年12月30日

年末年始のお知らせ

年末年始の状況です。

○行事
定例行事は1月5日(木)の平日観察会から開始です。
1日と2日の観察会はありません。

○あいねすと(野鳥観察舎)
新年は1月4日(水)から開館。4日~9日(月)まで
鳥おみくじ(無料・お一人様一回)・とりかるた(小学生以下)
を実施します。詳細は市川市サイトにて↓

○野鳥病院
年中無休。現在鳥インフルエンザ対応のため猛禽類・一部水鳥類
等の入所は受け付けていません。傷病鳥持ち込みの場合は事前に
お問合せ下さい。

○トイレ
あいねすと休館中は福栄公園(あいねすとから約660m・24時間利用可)
の公衆トイレをご利用いただくか、野鳥病院・保護区管理事務所の
スタッフへお声がけください。

○初日の出
三番瀬では6時50分頃が初日の出ですが、保護区では湾岸の倉庫群経由
となるため7時10分頃(あいねすと正面付近)のご来光となります。
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三菱電機ロジスティクスさんの屋上から上がってきます。
DSCN1360.jpgDSCN1363.jpg
今年(2022年元旦)の様子

以下近況。
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駐車場脇のソシンロウバイが開花し始めました。

DSCN4704.jpg
保護区入口手前の河津桜も何輪か咲いていましたが、
こちらは狂い咲きっぽい。

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芝生のウメ(観察会集合場所近く)は半月ほど前から
咲いています。


ラベル:行事予定 植物
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2022年12月28日

タヌキ

疥癬が流行ったため激減していた保護区のタヌキですが、
今年は頭数が回復しているようで、以前のように溜め糞や
姿を見かける機会が増えました。

本日は上池で5匹いたとのこと。
DSCN1184.jpg
DSCN1191.jpg


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疥癬流行時のタヌキ(2018年1月撮影)
ラベル:哺乳類
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2022年12月25日

12/24行事報告

昨日のボランティアデーは脱穀作業。
今年の田んぼ作業は雨にたたられることが
多かった気がしますが、ようやく実施
できました。

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足踏み式脱穀機

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唐箕

いつもより時間を延長して赤米・黒米分は完了。
本日25日午前に緑米分をやりきる予定。


○惑星オールキャスト 夕暮れ観察会報告

夕暮れ観察会にとって、今宵はスペシャルな宵だ。イヴだから?
いや、今日は惑星がすべて空に上るのだ。しかもほぼ快晴である。

●保護区に入ってすぐに北池に向かい、堤防の上から西の方角を眺めた。
やがてオレンジ色から群青色に変わっていく低い空に金星が、その少し
上に水星が輝き始めた。これらはじきに太陽を追うように西に沈んで
しまう惑星だ。

●中天にミルキーホワイトに輝く木星が、東の空にオレンジ色の火星が、
そして南の空に土星が見つかった。火星や木星の付近には、コバルト
ブルーの天王星や海王星が上っているのだが、これらは暗くて我々が
見ることは不可能だ。ともあれ、こうしてキャストがそろったのだった。

●ベテランのSさんの望遠鏡をアルコールで拭きつつみんなでのぞき、
木星の衛星や土星の環も見ることができた。土星の環は、まるで麦藁
帽子を斜にかぶっているみたいでかわいい。

●北池で星を待つ間、ノスリの飛翔、アオジやオオジュリンの地鳴き
などを楽しんだ。

●帰り路の浄化池では、数羽のカモとタシギが飛んだ。タシギは声から
して4~5羽はいただろう。遠くでヒドリガモも鳴いている。
寒い夜、美しい星空の下で生き生きと風を切る水鳥たち。宇宙も自然も
私達も繋がっていることを実感できた気がするのだ。
(担当D記)


年内の行事は本日の定例園内観察会で最後。新年は1月5日(木)の
平日観察会から行事再開です。
ラベル:行事報告
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2022年12月24日

保護区鳥情報12/24

2022年12月17日の保護区鳥類調査の結果です。


オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ
キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
オオバン
クサシギ、イソシギ
ユリカモメ、セグロカモメ
ミサゴ、トビ、チュウヒ、オオタカ、ノスリ
カワセミ
モズ
オナガ、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
シロハラ、ツグミ、ツグミ属sp.
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
アオジ、オオジュリン
41種


1.カワウの巣数は1300個を超えました。個体数は2700羽ほど。大半が保護区外に
 出ている様子です。鴨場との境界林(保護区入口近く)、下池西側の樹林にカワウ
 が巣を懸けています。まだ座っている様子はありませんが。
2.クサシギ1羽。(新浄化池)
3.カモ類全体的に少ないです(特に海上)。今日も一番多かったのは、ドブ池に
 22羽のマガモ、次いで、コガモ、カルガモがそれぞれ18羽でした。
4.猛禽類は安定して記録されています。今日もミサゴ、トビ、チュウヒ、オオタカ、
 ノスリの5種。
(スタッフK)

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今シーズンも北海道で標識された赤いカラーリングの
カワウが見られています。画像は23日夕方、カワウ
コロニーにいたX47。連続3シーズンの飛来です。
この他今年生まれの個体H40も観察されています。

北海道標識のカワウについての詳しい情報は
関東や中部地方にも飛来しているようです。
ラベル:鳥情報
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2022年12月18日

保護区鳥情報12/17

2022年12月17日の保護区鳥類調査の結果です。

マガモ、カルガモ、コガモ
ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ、コサギ
オオバン
イソシギ
ユリカモメ、セグロカモメ
ミサゴ、トビ、チュウヒ、ノスリ
コゲラ
オナガ、ハシボソガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
アカハラ、ツグミ、ツグミ属sp.
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
アオジ、オオジュリン
38種

1.カワウの巣数は1100個を超えました。先週に引き続き、
 鴨場との境界林(保護区入口~北池)、下池西側の樹林に
 カワウが数百羽集まっています。先週より少々拡大した様子です。
2.ツグミが記録されました。
3.カモ類全体的に少ない中、ドブ池に27羽のマガモが群れていました。
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2022年12月17日

12/17巣箱の中を見てみよう

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本日午前、丸浜川沿いに設置した小鳥用巣箱の
観察会を実施しました。

今回は8個中2個で巣を確認しましたが、巣立ち確実
はありませんでした。今年は巣箱への出入りや虫を
運ぶ姿、ヒナの声も聞こえていたのですが、途中で
ヘビに捕食されてしまったのか巣立ちまでは至らな
かったようです。

どの箱でもクモを確認。ヤモリは3匹見られました。
クモは全部で10種だったようです。
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ヤモリ1

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ヤモリ2

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クモのみの巣箱

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シジュウカラの巣1

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最後に確認した駐車場近くの巣箱

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裏面には子グモが集まっていました。

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シジュウカラの巣2。こちらはミズゴケのみが
厚めに敷かれていました。


ラベル:行事報告
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2022年12月15日

週末行事案内

今週末のイベント予定です。
いずれも雨天中止・参加無料

○17日(土)
・巣箱の中を見てみよう 10時~12時 管理事務所前集合
 丸浜川沿いに設置した巣箱を回収して利用状況を観察します。
 DSCN1544.jpg
 巣箱内のシジュウカラの巣(昨シーズン)

○18日(日)
・江戸前干潟研究学校 10時~13時半頃 管理事務所前集合
 前日設置の網を回収して採集された水生生物を記録します。
 寒くなり採集量も少ないため非公開調査ですが、参加希望
 の場合はお問合せ下さい。

・CCC(クリスマス・コーモラント・カウント)2022 13時~17時半頃
 管理事務所前集合
 保護区のカワウの動向を探る調査イベント。コロナで中断していましたが
 規模を小さくして久しぶりの開催です。
 13時:集合 概要解説・FAネットワーク紹介
 13時半:カワウコロニー見学会
 16時頃:カワウねぐら入り調査
 17時半頃終了予定。

 参加申込はこちらのフォームから→https://t.co/1CfVZTOlnS
 ※防寒対策を忘れずに。懐中電灯があると便利です。

・定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は非公開の保護区を案内します。受付は13時より開始。

ラベル:行事予定
posted by スタッフN at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2022年12月10日

保護区鳥情報12/10

2022年12月10日の保護区鳥類調査の結果です。


マガモ、カルガモ、コガモ
ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ
オオバン
ユリカモメ
ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ
カワセミ
モズ
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
エナガ
メジロ
ツグミ属sp.、ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
アオジ、オオジュリン
37種


1.今日は晴れて穏やかな一日でした。アオジ、オオジュリンなど小鳥類の
 声が比較的多かったようです。最近、沈黙気味のモズ、ジョウビタキも
 複数記録しました。
2.カワウの巣数は先週より急増、800巣ほどになりました。人工巣台に40巣
 ほど作っています。特に700m付近の5台の人工巣台は、設置されて以来ほと
 んど営巣していなかったのですが、今日は突然13巣も数えました。
3.また、カワウは保護区入口の鴨場との境界林から旧淡水池西側林にかけて
 数百羽が集まっています。グルルルルと大きな声で賑やかです。
4.猛禽は5種と多いですね。このところミサゴが度々見られているとのこと(小島岬)。
 ハイタカ(北池)、ノスリ(柳島)。
(スタッフK)

本日午後には丸浜川あいねすと前でクイナが見られました。
オオバンとバンもいてクイナ類3種そろいぶみ。
(スタッフN)
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ラベル:鳥情報
posted by スタッフN at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥情報 | 更新情報をチェックする

2022年12月03日

保護区鳥情報12/3

2022年12月3日の保護区鳥類調査の結果です。

マガモ、カルガモ
キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ
カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ
キジバト
カワウ
アオサギ、ダイサギ、コサギ
オオバン
イソシギ
ユリカモメ、セグロカモメ
トビ、オオタカ、ノスリ
モズ
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
ツグミ属sp.、ジョウビタキ
ハクセキレイ
カワラヒワ
アオジ、オオジュリン
34種

1.カワウの巣数は先週より少々減って440個ほど。カワウコロニーにある緑地帯で
 作業があったため影響はあったかもしれませんが、空いている巣を入れても急増
 した先週からそれほどは増えていない様子。今日はカワウの雛の声が対岸から聞
 こえました。
2.カモ類は5種と少ないです。一番多かったのはスズガモの14羽、次いでマガモの
 12羽でした。
3.北池で、ハシブトガラス5羽に追いかけられるオオタカ(若)。
 下北岬付近の海上でアオサギに襲いかかるオオタカ(成)。
(スタッフK)
ラベル:鳥情報
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2022年12月01日

保護区行事予定12月

2022年12月の保護区行事予定です。

特記なければ当日受付・雨天中止・定員先着20名。
マスク着用推奨。新型コロナ・鳥インフルエンザ等の状況により変更・中止
となる場合があります。
※敷地内に飲料自販機はありません。あいねすと内のカフェ(紙コップで提供)
 をご利用下さい。休館時や緊急時は管理事務所にお声がけください。

○毎週日曜日・祝日 定例園内観察会 13時半~15時半 あいねすと横広場集合
 普段は入れない保護区内をご案内します。13時より受付開始。
 カニ達はほぼ見納め。色付く葉や鳥たちが群がる実、
 冬の渡り鳥達などを楽しみます。防寒対策はしっかりと。

○1日(木)平日観察会 10時~12時 あいねすと前集合
 毎月第1平日木曜開催。

○17日(土)巣箱の中を見てみよう 10時~12時 管理事務所前集合
 定員15名・要申込
 丸浜川沿いに設置した巣箱を回収して、中の利用状況を観察します。
 ※巣箱の作成等は行いません。

○18日(日)江戸前干潟研究学校 10時~12時半頃
 保護区内の水生生物調査。冬場は採集量が激減するため関係者のみで実施
 する非公開調査となりますが、参加希望の場合はお問合せください。

○24日(土)第4土曜行事
ボランティアデー 13時~15時半頃 管理事務所前集合
 スタッフと一緒に保護区管理作業体験。稲の脱穀作業予定。
 持物:軍手(貸出用もあり)

夕暮れ観察会 16時~18時 あいねすと前集合
 日没前後の保護区を歩きます。10月から1月は通常より30分早く
 なります。ご注意を。


あいねすと(市川市行徳野鳥観察舎) 9時~17時 月曜休館(祝日の場合は翌平日)
※混雑時入場制限あり

ミニ観察会 12/3(土)、10(土)、17(土) 13時半~約1時間
 先着10名 雨天中止
 当日13時よりあいねすと1階受付窓口にて申込

あいねすと利用問合せ:047-702-8045


○みどりの国 土日祝 9時半~15時半(入場は15時まで)
 保護区外周部の、行徳高校側の1辺を週末に公開中。11月から2月は閉園が
 通常より1時間早くなっています。ご注意下さい。

○野鳥病院 年中無休 8時半頃~19時
 傷ついた野鳥の救護施設。県内で保護された野鳥(一部種類除く)の持ち込みのみ対応。
※現在鳥インフルエンザ対応のため一部種類の受け入れを停止しています。
 なるべく事前にご確認ください。
 受入れ停止の種類
 ・カモ類・カモメ類・カイツブリ類・猛禽類(タカ・ハヤブサ・フクロウの仲間)
 ・カワウ・オオバン・アオサギ 


行事等問合せ・申込 行徳保護区管理事務所 047-397-9046(FAX同番)
ラベル:行事予定
posted by スタッフN at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする