シギと惑星 夕暮れ観察会(11月27日)
●よく晴れて澄んだ空気。風は少し冷たい。松の木の樹上を飛んでいくオオタカ、
下面に夕陽を浴びて舞うミサゴを見ながらのスタート。
下面に夕陽を浴びて舞うミサゴを見ながらのスタート。
●木の実は鳥の食べ物。アオツヅラフジの種はアンモナイトそっくり。
ヨシ、オギ、ウラギクなどの草の種は、風に乗って飛んでいくのを待っている。
ヨシ、オギ、ウラギクなどの草の種は、風に乗って飛んでいくのを待っている。
●棚田(浄化池)には、2羽の水鳥のシルエット。シギかチドリ。いくつか候補種が
上がったが、たぶんハマシギ。海辺のシギのイメージが強いが、淡水にも入る。
夕暮れ観察会でのこれまでの観察例はいずれも棚田で。
夕暮れ観察会でのこれまでの観察例はいずれも棚田で。
当初期待していたカモ類があまり見られなかっただけに、うれしいシギの記録。
●観察路わきの常緑樹の葉裏では、ウラギンシジミが越冬中。
真っ白の羽が懐中電灯に光る。
真っ白の羽が懐中電灯に光る。
●後半、鴨場の奥から犬の吠え声のような2声。フクロウだったかもしれない。
皆さんにご案内しなかったことが悔やまれる。
皆さんにご案内しなかったことが悔やまれる。
●暮れなずむ空に明るい星たちが輝いている。金星、土星、木星がほぼ等間隔にならび、
夏の大三角(若干季節外れだけれど)や南の空低くに輝くフォーマルハウトなど。
(担当D。写真は参加者Nさん撮影)
(担当D。写真は参加者Nさん撮影)
ボランティアデーは先月刈った稲の脱穀・唐箕掛け作業を実施。
小さな子たちも頑張りました。
この他参加者が多かったので観察壁背面にかけている
スクリーン替わりの稲束の交換もやってもらいました。
同じく27日、こちらのブログでは告知できませんでしたが、
保護区で収穫したノリを展示しました。
保護区では2012年から海苔の養殖実験を行っていて、
2017年にはヨシにノリが付着・自生していることが
確認されました。その後は年により変動があるものの、
保護区内でノリの自生サイクルが続いています。
今年は久しぶりにまとまった量が生育したとの事で、
調査を担当している福田武司さん(福田海苔店)が
当日朝に収穫したノリを用意してくれました。
午前中はあいねすと外壁で乾燥させ、風の強くなった
昼前からはあいねすと内にて展示。訪れたみなさんに
見ていただきました。
ラベル:行事報告