連日の雨天・曇天から久しぶりの晴天続き。
本日は午前中に小学生の案内がありました。
小島岬の海岸で生き物探し
前日に仕掛けておいた網を引き揚げた中の大物は
タイワンガザミ。このほかヤマトオサガニ・マハゼ・
シラタエビなども一緒に採集されました。
午後は海岸部を歩いてトビハゼの巣穴調査。
東京湾岸部の自然系施設で構成している
トビハゼ保全 施設連絡会の定期調査の一環です。
干潟を歩いてひたすらトビハゼの巣穴をカウント。
巣穴の周りには穴の中にたまった泥を吐き出した
俵状の泥塊が見られるのが特徴。トビハゼが
穴の中に潜んでいるのが見えるでしょうか。
泥は円周に吐き出していくので段々とカルデラ状に
なっていく巣もあります。
同じように泥干潟に巣穴を作るヤマトオサガニの
場合はほぼ一方向に掻き出していくのと、出入り口
は斜めになっていること、点々とした爪痕が残って
いることなどが識別のポイント。
今年は181巣。昨年(約300巣)と比・べるとだいぶ
少ないです。長雨の影響でしょうか?