夏の到来 夕暮れ観察会(7月27日)
●台風接近中の猛暑・強風日。観察会中止も覚悟したが、元気な子供たち、
初めての方から常連さんまで多彩な顔触れが参加してくださった。
本当にありがとうございます。
●子供たちは、じつによく見つけ、よく捕まえる。極小のイトトンボから
特大のベンケイガニ(しかも赤い)まで。たくさんのバッタやカマキリ、
ハナムグリの仲間、アカボシゴマダラやカナヘビも見られた。
●丸々太ったコガネグモが複数。スマートなナガコガネグモも目立つよう
になった。ニイニイゼミの声にアブラゼミが混じり始めた。夏の到来。
●事務所前で魚植性の猛禽ミサゴがみられた。浄化池の棚田を低空で
すいすい飛びまわるツバメの群れは気持ちよさそう。本当はシラサギの
小群やイソシギの歌も聞きたかったが、ま、それは次回ということで。
次回は8月24日。午後4時30分、管理事務所前集合です。(担当Ⅾ)
フィールドミュージアム「夏休み自由研究」(7月28日)
心配していた台風の影響もなく無事開催できたものの、午前中はかなりの
蒸し暑さでした。今回のテーマは貝の標本箱作り。
保護区小島岬の海岸で貝殻採集
集めた貝の一部
採集してきた貝の同定
百均の整理ケースに収納。現場では付箋で名前を
付けておくところまで。後は持ち帰って各自
ラベルを貼るなりして完成となります。
本日観察・採集した貝。保護区の造成やその後の
作業などで流入した貝殻には既に東京湾では絶滅
したり数の少なくなった種類もいくつかあります。
(RLは千葉県レッドリスト掲載種)
現在保護区で多いのはマガキ・オキシジミ・カワアイ
・ホソウミニナ。谷津干潟でたくさん見られている
ホンビノスは今のところ生きた個体は見かけません。
この先どう変化していくでしょうか。
次回フィールドミュージアムは8月25日「カニカニ大行進」
さまざまなカニを捕まえて観察してみます。お楽しみに。
(スタッフN)
ラベル:行事報告